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かざね ん、、んぁ、、
もう、朝?
また、あの夢、、。
そうだ。俺は今日から学校変わるん
だった。
俺が今日から通う学校は、
国でも有数のお嬢様学園だ。
なぜ、転校するか。それは、
また君に、逢いたかったから。
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十年前
あれは、小学校に入る前だった。
syu まてよー!
kz やだー!
キーンコーンカーンコーン、、
syu もう5時だー、
もう少し遊びたかったなぁ、、、
kz また明日!俺、絶対明日も来る!
syu えー、わかった、。約束ね!
かざね、大好き!
kz うん!約束!俺も好き!
次の日
kz ただいま!
syu おかえりー!
俺が間違えてしゅうとにただいまと言ったところから、俺たちは遊ぶときには、ただいまとおかえりが決まり文句になった。
そして、
小学校に上がろうとする時期の少し前。
syu 俺、かざねとは別の小学校行くことにな った。
kz え?嘘、でしよ、?
実は、しゅうとはとんでもないお金持ちだったらしい。
しゅうとが行く学校も、超お嬢様学園なのだ。
syu 大丈夫だって!また会える!だって俺は、かざねが好きだから!
kz じゃあ、高校生になった、最初の年の今日にまた会おうよ、。
syu わかった、絶対の絶対ね!
ゆーびきーりげーんまん、うそついたらはりせんぼんのーます、ゆびきった!
そう約束したのは、
忘れもしない、6歳のころのクリスマス。
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その学校は、小学校から大学までエスカレーター式の学校で。
おかあさんに必死で願ったこともあったっけ。
うちは無理よ。って断られたのを覚えてる。
俺みたいな庶民には程遠い存在だけど、
どうしても、しゅうとに逢いたかった。
でも、その学校には、特待生制度があって、
優秀な成績で合格すれば、学費が免除される
と言うのだ。
それから俺は、死ぬ気で勉強した。
そして、受かったのだ。あの学校に。
そして今日からその学校に入る。
もう一度、しゅうとに逢いに行く。