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そこにオールマイトは提案をした
どうやらオールマイトの“個性”は聖火の如く引き継がれたもので,出久に託したいのだそう
出久は涙を拭いて即答した
緑谷「お願い…します」
オールマイトは髪をかきあげながらニッと笑った
オールマイト「即答
そう来てくれると思ったぜ」
けど,力をもらうと言うのは簡単なものではない
2日後,海浜で出久は訓練する事になった
正直言って大変そうである
僕はアイヴィーお姉ちゃん,ルーシー姉ちゃん,ヴォクシーマミィを召喚して優雅にお茶会をしていた
すると強風が吹いた
どうやらオールマイトがゴミを殴って起きたらしい
その時僕のティーカップにゴミが入る
それを見た3人は絶句してオールマイトを捲し立てた
ヴォクシー「この,くそやろう!(アイに教えてもらった日本語)」
ルーシー「貴方最低よ!」
アイヴィー「乙女のティーカップにゴミを招く様な行為はしないで!!」
捲し立てられたオールマイトはしゅんとしていた
僕?僕はその間に新しいティーカップを準備していたよ?←
『お茶会の続きしよ』
そう言ってお茶会は再開した
その間に出久は訓練をしていた
翌日から出久のブツブツは多くなり,正直に言うとうるさかった
でもなるべく気にしないようにした
そうしている間に雄英の受験日になった
僕は結局,ヒーロー科を受ける事にしたんだ
やっぱりなりたいからね。焦凍との約束も守りたいし
僕は早めに向かい,席に着いた
時間になると,プレゼントマイクがやって来た
マイク「今日は俺のライヴにようこそ!!!
エヴィバディセイヘイ!!!」
ウルセェ,ただただウルセェ
僕はうるさかったから,聞き流していた
どうせ分かるし,と思いながら
そして実技になり,会場に向かう
マイクのハイスタート,という言葉を皮切りに思い切り走った
他の受験生は僕を見てフライングだ,と思っているみたいで来ない
僕はカネクロの“個性”を使って銃を出しロボットを一つ壊すと,マイクの声が響いた
マイク「なんだぁ!?駆け出したのは1人だけかぁ!?
賽はもう投げられてんぞ!!?」
本番にカウントダウンなんてものはない
僕はそれを知っていたから,こうして走り出せた
人には当てないように,ただロボットにだけ弾丸を淡々と当てる
すると巨大なロボットが出て来た
人々は逃げ惑う
僕も逃げようとした
だけどその時,聞き覚えのあるような声がした
女の子「いっ……た……」
黒髪の女の子が倒れている
妙な胸騒ぎがした。きっとこれは既視感
その子の後ろにはあの大きなロボット
僕は急いでその子の元に駆け寄ってボックスの“個性”天使で回復する
そのまま紙を取り出してあのロボットは壊れると書き,アイクの“個性”を使う
するとロボットはボロボロに崩れた
女の子「おねえ……いや,なんでもないです
ありがとうございました…」
女の子がお礼を言うと同時にマイクの終了という声が響いた
すると女の子は悲しそうな顔をした
女の子「…ポイント…0」
それを聞いて僕は泣いている彼女を抱きしめる事しか出来なかった
暫くすると女の子は泣き止んだ
僕はそれを見て会場を後にしようとする
女の子「あのっ!!!」
すると女の子は僕を呼び止めた
女の子「名前,教えてほしいです 」
僕は笑ってこう答えた
『アイ,アイ・イーヴランド
君の名前は?』
女の子は少し驚いた顔をしてこう言った
女の子「海妹四葉です! 」
それを聞いてまた胸がざわめいたが,気の所為だと思う事にした