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俺、凸もりとさもさんはめめ村のメンバー、みぞれさんと戦っていた。
殺すわけじゃないけど、逃げても相手は銃を持ってるし、ここで戦うしかない。
拳を振りかざす。それをみぞれさんは簡単に手で受け止める。
さもさんの蹴りも受け止められてしまった。
強い…二人がかりなら倒せると思ってたのに。
「っ!あっぶな!」
みぞれさんが撃った弾が俺の脚ギリギリを通った。
「…近距離だと当てづらい、なら。」
みぞれさんがポケットから何かを取り出す。
「さもさん!」
「え」
ダン!と俺の腕が撃たれた。
…なんとかさもさんのこと庇えた。
みぞれさんが取り出したのは拳銃。
銃一種類じゃないのかよ…
「と、凸さん…俺のせいで」
「別に気にしなくていいよ、全然動ける。」
嘘だ。実はめっちゃ痛い。めっちゃ血出てるし、止血しないとやばい。
「…今度こそ仕留めます。」
まずい…
痛みで素早く動けない。
このままじゃやられる。
「そうはさせるか!」
「!?」
振り向いたみぞれさんを誰かが殴った。
その誰かは…メテヲさんだった。
みぞれさんが倒れたのを見て、メテヲさんが俺とさもさんの腕を掴んだ。
「一旦逃げるぞ!」
「ちょっメテヲさん!俺腕撃たれたから右腕引っ張られると痛いんだけど!」
「知るか!それぐらい我慢しろ!」
俺は涙目になりながら、急いで二人と一緒に逃げた。