照side
んっ??
一瞬の出来事で、なんかよくわからなかった。
焦点を合わせれば、真っ赤になっている優里ちゃんが目の前にいる。
俺にもキスぐらいは経験があるから、別に嫌とか嬉しいとか特別な感情はないんだけど
あまりにも急だったからさ、
これはびっくりしちゃうよ。
照「え、えっと…?」
優「いきなりキスしてごめんなさい。私、こんな気持ち初めてで。さっき男の人たちには怖いって思ったのに、照くんには安心できて…。えっと、その…つまり、照くんのことが好きです。」
遠慮がちに、でも気持ちは真っ直ぐに伝えてくる彼女。
俺、今告白されてんじゃん…
そう思ったとき、頭の中には1人の顔が浮かんだ。
なんで、こんな時に。
そんなことも含めて、いろいろ困惑していると、
辰「た、ただいま。」
ちょっと、ぎこちなく声をかけるふっか。
見られてた?
ってことは…由衣も
でも、由衣の姿はなくて、
辰「あー由衣なら、さっきトイレに行った。」
照「そっか。」
よかった。由衣がいなくて。
優「お返事は、後日でいいので。」
俺にしか聞こえないように。優里ちゃんが囁く。
それに、俺は頷いた。
コメント
2件
最高すぎる、、
最高だよぉ〜✨続き待ってます!!頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧(๑•̀ㅂ•́)و✧