【 惚れ薬を誤飲してパニくる話 】
惚れ薬を誤飲した茜くんと、滅茶苦茶に振り回される輝くんの話です。
茜くんが所謂誘い受けのような感じです。色気マシマシでお送りしておりますので、是非ともハート目でご想像下さい
前回と少し繋がっているような繋がっていないような……、茜くんは輝が自分を好きなことは知っています。
盛大なキャラ崩壊です。お備え下さい
「会長、好きです!♡」
……どうしてこうなった?
──────────────────
時は遡ること十五分前。
廊下で拾った怪しい薬を、なんの気なしに机の上に放置しておいたのが間違いだった。
「あ゙~~~、つっかれた……。」
「だね〜。僕、ちょっと御手洗行ってくる…」
「どうぞ……」
そうして席を離れて、戻ったらこれだ。
最近、行事やイベントが多いのもあり、書類作成をはじめ備品の確認や買い出しなど、とにかく僕達は忙しかった。集中する必要があるからか、蒼井が最近糖分補給用にラムネを持ってきていたのも知っていた。恐らく、限界まで疲れた状態で手を伸ばした先にあったのが、ラムネによく似た薬だったのだろう。
「…会長、無視ですか?」
「……ん、ああ、ごめんね。考え事してて…。」
「あは、お疲れですねぇ。ラムネ食べますか?」
お疲れなのはそっちだろ。ツッコみたかったが、どうやらそれよりも優先すべきことがありそうだ。
「…蒼井。それ、ラムネじゃないよ。」
「あれっ?あ、本当ですね。なんでしょうこれ…。」
「はは…。」
さて、どうしようか。恐らく怪異関係の不思議道具だろうから、時間が経てば戻るだろうけど…。
「…ねぇ、会長。いつもの『アレ』、しないんですか?」
「……??アレ? 」
「はい。お疲れなんでしょう?♡」
「アレって何……??」
「え〜、わかんないんですか、?」
蒼井が意味のわからないことを言い出したかと思えば、突然僕の方に身を乗り出してきた。
近いな……??というか、赤根さんへのアプローチ方法と違くないか。性別か?僕が男だから色気方面で行った方がいいと思ったのか?まあ実際あながち間違っちゃいない、間違っていないが故にマズい。色々と。
「だから…僕でストレス発散、しないんですか?」
「…………はっ?」
「いっつもやってるのに、とぼけちゃって。今日は吊るし上げたり、縛ったりしないんですか?」
「えっ、いや、嫌じゃないの……?」
「はい、勿論!♡会長の為ですから!♡」
「そ、そっか……。」
近い、とにかく近い。そして縛られることを要求しないで欲しい。現役男子高校生には刺激が強すぎる。本当にマズい、早く元に戻るか離れるか気絶するかしてもらわないと。
「あ、蒼井……?近いから、一旦離れてくれない、?」
「えー……。あ、会長。」
「ど、どうし……あっ、」
……はーーーーー、最悪。
「……ふふ、僕のせいでこうなっちゃったんですか?」
「あ゙ーーー、もう……。」
「んふ、なら……、僕が責任取ってどうにかしてあげます!」
「あー…………ん?……んんん???」
今なんて言ったんだこの子。反応してしまって、それがバレただけでも死にたくなるぐらい恥ずかしいのに、それをどうにかする??蒼井が???
思考を巡らせ蒼井の発言を理解しようとしている今このときにも、蒼井は既に僕のチャックに手を掛けて下ろそうとしていた。
「待って、待って蒼井。ステイ、!」
「なんですか。…僕にこうされるの、嫌 ですか ……?」
「違う、そうじゃなくて……」
「!!……じゃあいいじゃないですかぁ!」
「、っだから駄目だってば!!」
「なっ……、なんで…?嬉しくないんですか、?」
「う、嬉しくないとかじゃなくて、ここ学校だから……それに、僕ら付き合ってる訳でもないでしょ、?」
「……でも会長、僕のこと好きなんですよね。」
「うっ」
「……そんなに駄目ですか?」
「駄目だよ……。というかそもそも気づいてないかもしれないけど、蒼井今薬の影響でおかしくなってるだけだから、」
「おかしく……。失礼ですね、なってません!!」
「なってるの。取り敢えず僕は御手洗に……。」
ムキになられても、事実蒼井は今おかしくなってるし。というか、そんなことどうだっていいから本当に早く御手洗いに行かせて欲しい。公開処刑だこんなの。
「そんなこと言うなら……会長、こっち向いてください。」
「今度は何……わ、っ?!」
蒼井の顔がちかい。僕、蒼井とキスしてる ……?嘘だろ。蒼井の唇が、舌が、口の中が、蕩けるように甘くて、とろとろしてて柔らかい。蒼井が薬だって気が付かなかったのは、惚れ薬自体が甘いからだったのかな。
「………………っは、ふふ、やってやりましたよ」
「僕が薬でおかしくなってるなんて言うからです!僕は本当の本当に会長のことが好きなのに、さすがの僕だって怒りま……。」
「……あーおーいー……。」
「!!はい、!なんでしょ、う、」
ぎゅっ
「会長、?♡」
「蒼井が悪いんだからね、ほんとに悪い子なんだから。」
蒼井の頭を思いっきり殴る。ゴンッ、と鈍い音がなって、蒼井からするり、と力が抜けた。
「う、ぁ、??」
「……おやすみ、蒼井。」
「……っは、はぁ、もう……。」
※ ここでお薬の説明‼️
このお薬は、飲んだ人が一番最初に目にした人のことを好きになってしまう、とっても素敵なお薬だよ!人によって効果の出方は変わるけど……積極的になれるように、ちょーっとだけ思考力が弱るように出来てるよ、ちょっとだけね!
でももし、飲んだ人が元々、最初に目にした人のことがだ〜い好きだった場合は……手っ取り早くその子に手が出せるように、お手伝いしてくれるよ!素直になれない人に使ってみてね!
(……蒼井が、ぼくの目の前でねてる、)
(…………………………ちょっとぐらいなら……。)
「……ん、んん……?」
「……っ、!!!」
「…………。」
(……ねがお、かわいい、……)
ちゅ
(肌スベスベ、髪もふわふわでやわらかくてかわいい、♡)
(頭ふわふわする……かわいい……すき……♡♡)
「ん、ふっ、は、っ♡」
(首しろくてきれい、もっと、もうちょっとだけ、♡)
「ん………?かい、ちょ、?…っんん、!?」
「っは、蒼井、あおい、っ……♡ 」
「、!?……っんんん、!?!?ん゙ーーー!!?」
頭が痛い……。僕、今まで寝てたのか……?というか、なんだこの状況、会長に襲われてる……!?
「、っは、なにし、っ」
力強いな!!!!!!クソっ、全然離れねぇ~~~!!僕が寝てる間になんてことしてくれてるんだ本当に!!
「だ~~~!!!! 離れろこの、っ、セクハラ野郎、ッ!!!」
僕が必死に抵抗している間にも、会長は僕にセクハラまがいなことをしようとしてくる。近づいてくる顔を引き剥がすだけでもう精一杯なのに、下の方で足を撫でられている、ような、
「蒼井がこんなんにしたんでしょ、責任取ってくれるんでしょ、!!」
「なんの!!話だよ!!!、っ足を撫でるな!!!」
触り方がいやらしくて気持ち悪い。僕のせい??なんもしてないし、少なくともこんなセクハラ通り越して襲われる様なことをした覚えは無いんだけど。
「あーーーも゙ーーー……。……っ、か、会長、?」
触ってくる場所が、本格的にマズい位置になっているような。なんで僕がこんな目に合わなきゃいけないんだ。
「、ふっ、ぁ、やめ、辞めてくださッ、」
「やだ、辞めない。」
「は、さ、さいあく、ッ 」
撫でられるのがもうぞわぞわして気持ち悪い。辞めてって言ってるのに、話が聞けないのかこの馬鹿。
そんなことを考えていたら、会長の手が僕から離れて、ズボンの、チャック、が、
「………………っこの、」
「この ?」
「このセクハラ野郎がーーーー!!!!!!!」
─────────────────
「……おはよう。」
「………………………………………………」
「蒼井?」
「………………………………」
「ちょっと返事してよ、なんで無視するの 」
「…………アンタが、」
「僕?」
「アンタが散々セクハラするからだろーが!!!!」
「いやっ、あれは蒼井が無理やり薬飲ませるから ……」
「知らない!誰がそんなことするか!!!!」
「……嘘でしょ……」
終わり ♡
コメント
12件
素敵な薬…ww とっても素敵です! 面白いです! 媚薬にハマりそうです…! これからも頑張ってください! 応援してますっ!
ありがとうございます꒰ঌ꒰(*´˘`*)꒱໒꒱
とりま一言言わせてもらいます...いやっもう、最っ高かよッ!!!!あなたは神か?絵も上手くて物語最高とかもう神ですね✨一言じゃ無くなっちゃいました(´•ᴗ• ก )՞ ՞