テラーノベル
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夫と妻、もしくはそれに近い関係の二人夫は有名な作曲家。妻は演説家。ある日夫が地下鉄やら巣の事件やら(K社の意図的な事件とか?)に巻き込まれ、沢山の人と血と共に横たわった状態、周りの人のうめき声と鳴き声が響く中、妻を想って造った曲を口ずさむ。すると周りの人々からゆっくりと苦しげな声が消えてゆき、彼の声に合わせるように歌声が重なっていく。
その状態で、何十人分のねじれが発生する。
ねじれは妻を想った歌を歌い続けながら被害を出し続ける。巣やら裏路地やらを闊歩し、自分を依頼で殺しに来る人間全員を殺しながら。
妻はそのねじれを夫だと確信し、依頼で流れて行くフィクサーを止めては無視され、訃報を聞いて胸を降ろしていた。
ジェロームらが向かう際も最初は止めていたが、依頼へ向かってしまった後にねじれが治せる物だと知り、焦ってねじれの元へ向かう。
んで何やかんやあってそのねじれが夫じゃない事が分かる。
回想入って夫の視点に戻る。
掠れ掠れの歌の中で急速に、妻の思っていた感動的な最期もなく面白味もなく死んでいた。
現在に戻ってねじれが討伐された後、数多の人間の死体がその場に残るが、そこに夫は居ない。もうとっくに消えてしまった、自分へ向けた歌の残響だけ。
ねじれそうになる妻をジェロームがぶん殴って気絶させねじれ化を止める。それを見ていたミシェルに無駄なトラウマを押し付ける。
んで後日何の戦闘力もないねじれが討伐されたという報告だけ聞いて終わり。
コメント
3件
うわあ…最後、夫の歌の残響だけが残って妻の元には戻れなかったってところが本当に切なかったです。回想であっけなく死んでいた描写も、感動的な最期じゃなかったっていうのもまた残酷で美しかった。ねじれが夫じゃないと分かってからの妻の心情とか、ジェロームに殴られて正気に戻るところとか、構成が巧みだなあと。続きが気になります!