テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
恋愛フラグ視点
最近レロくんの様子がおかしいと思ったら、遊園地に誘われちゃった。あの遊園地って、人気だからチケットを手に入れるの、結構大変なんだけどな。
「れーんちゃ〜ん!!お待たせ〜!!」
「も〜、レロくん遅いよ!!」
「ヒーローは遅れてくるものじゃん☆」
「はいはい……」
今日はれんちゃんと遊園地デート!!なのに僕遅刻しちゃった!!れんちゃん怒ってないみたい、良かった!!
「……」
「なにさ、そんなジロジロ見て」
「いや〜、れんちゃん可愛いなって思って」
「…当たり前でしょ、恋愛フラグなんだから」
顔を逸らしながらそういうれんちゃん。照れてたりするのかな〜?
「レロくんは……いつもと同じだね」
「この服がお気に入りなの〜!!」
「ふーん……」
ぐぅ〜っ
「れんちゃん、お腹空いてる?」
「……忘れろ!!」
人気な遊園地だから、飲食店も混んでるかと思ってたけど、空いててよかった〜。
「美味しい?れんちゃん」
「うん、レロくんは?」
「美味しいよ〜♪」
「……」
「れんちゃん、どうしたの?」
「いや〜、恋愛フラグがたくさん立ってるから……気になって」
「れんちゃんと僕の恋愛フラグも立ってる?」
「立ってないから!!」
「れんちゃん、はいあーん」
「えっ?」
「食べて食べて!!」
「えぇっ!!あー……」
「美味しい?」
「うん……」
「れんちゃんも食べさせて欲しいなぁ〜」
「え〜!!いやだよ!!」
「僕もれんちゃんにあげたじゃ〜ん!」
「キミが勝手にくれたんでしょ〜」
「おねが〜い♡」
「……仕方ないなぁ」
「レロくん、あーん」
「……!!美味しい〜!」
なんだかんだ言って、優しいな、れんちゃん。
「良かったねー」
「なんかデートみたいだね〜、デートだけど!」
「デートじゃないから!!」
「どこも混んでるねー」
「ね〜、あっ!コーヒーカップ乗りたいな!!」
「コーヒーカップ、確かにいいね!!」
次回に続く