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一つ屋根の下で。

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一つ屋根の下で。

1 - 【 プロローグ 】

♥

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2025年03月01日

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【 同棲(付き合ってない)輝→茜 】


最初から最後まで輝→→茜です。

同棲してます。



















輝と茜は、同じ会社で働いている。二人とも、若くして成果を上げている為、会社内では一目置かれる存在となっていた。

そんな二人は、理由は長いし面倒臭いので後々話すとするが、同じ家で共に生活している。

主に家事は茜が担当していて、風呂掃除と洗濯物を干すことだけは輝が担当している。茜の負担が多いように見えるが、その分輝が多く仕事を終わらせているため、負担としては実際はそう変わらない。














「あーおいっ」


午後七時。茜がいつも通り夕飯の支度をしていた時のこと。輝もいつも通り、料理をする茜を邪魔しに来る。ただ、 別に輝は茜の邪魔をしたい訳では無い。ひたすらにかまってちゃんなだけなのだが。


「邪魔です、どいてください。」

「今日の夜ご飯なあに?」

「僕の話聞いてませんよね。…生姜焼きです。」

「わーい、僕生姜焼き好きだよ」

「アンタ毎日それ言ってますよね。」


鬱陶しがる茜を無視して、ピッタリと茜にくっつく。こうなる度に、茜はシェアハウスなんかしなければ良かったと思うのだ。

…さて、話は変わるが。

今茜を邪魔しているこの男、輝は茜のことが好きである。性的な意味で。そう聞いてから今輝がやっている事を見ると、まあ、結構やばい。バレたら殺される、冗談抜きで。

そうこう言ってる間にも、当の本人はそんな心配などないかのように茜に擦り寄って、更にピッタリとくっつく。茜は茜で、変に抵抗されて大変なことになるのが嫌なので咎める訳でもなく、そのせいで日々ヒートアップしている。

シェアハウス……同棲が始まってからというもの、毎日こんな感じだ。


「ほら、火使うんで離れてください」

「僕がやろうか?」

「絶対駄目です」


こうして同じ屋根の下で暮らし始めた理由の一つは、輝の絶望的な生活力の無さのせいだ。もっと言えば、元々一ヶ月に三、四回程、つまり週一で、家の掃除とご飯の作り置きをする為に茜は輝の家に訪れていた。かなりの高頻度で訪れているにも関わらず、訪れる度、輝の家は酷い有様になっていた。流石にゴミは出していたが、食器が洗いきれてない状態でしまわれていたり、洗濯物がベッド脇や机の下から出てきたり……。茜はそれらを全て片付け、そしてこれからの一週間生きていけるように、必要な物を揃えておいてやるのだ。

輝が今こうして元気に生活出来ているのは、八割は茜のお陰と言っても過言では無い。茜は決して輝のことが好きな訳ではないし、寧ろ日々こうして構われたりして迷惑しているくらいだ。それでもこうして世話を焼いてくれているのは、茜が天性のお人好しが故だろう。


「もうすぐ出来るんで、机片付けといて下さいね」

「は〜い。…蒼井~、これどこ置けばいい?」

「それ、僕に聞くの何回目ですか? …ベンチの下置いといて下さい」

「あれ、そうだったっけ? ごめんね蒼井」

「思ってないですよね。」

「失礼だなあ、ちゃんと思ってるよ」

「どうだか」

「これ、もう運んでいい?」

「お願いします。」

「わあ、今日はお豆腐のお味噌汁なんだね」

「嫌でした?」

「ううん全然。むしろ好きだよ。」

「そうですか。」

「テレビ何にする?…あっ、これ面白そう」

「聞いた意味…。もう座っていいですよ、あと僕運びます」

「ありがと蒼井。」

「はいはい。…じゃ、食べましょっか。」




「「いただきまーす」」












文章変でごめんなさい 💦💦💦

精進します

一つ屋根の下で。

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