この街には神がいる…そんな、バカバカしい噂話を周りのおじいさんおばあさんから聞いたときは耳を疑った。
だって、そうだろう?君はいきなり神が近くにいると言われて、そうなんだとなるかい?
みんなは『バカバカしい』『なんか薬でもやってるの?』などの感想が出るはずだ…。
もちろん僕もそうだった…そのはずだった。
…でもある雪が強いときに登った山で出会ったんだ
<土地神>
「ふむ…君は祐也(ゆうや)というのか… うん、よし!貴様、ワシの婿になるがいいさね」
<祐也>
「…はい」
彼女の名前はシロというらしい。
美しかった…そして僕の非日常が始まる予感がした。
ーーーーーーそして、転校初日ーーーーー
<女性>
「私と付き合ってほしい、祐也」
告白された、転校初日で…彼女の名前は雪と言うのがそうだ、告白にしては早すぎないだろうか、しかし…僕は自称神さまと婚約した。…だから、断るのが正解だと思う。……正解なんだろうけど………
<祐也>
「いいよ」
…告白を了承してしまったのだ…。
…まぁ、そんな僕に待ち受けてるのはもちろん…
ドガッ!バギッ!
<雪>
「変態!二股!不埒者!」
<シロ>
「ワシがいるというのに、人間に恋するとは…この変態野郎」
…となるわけで、しかし二人はまだ諦めてないようで…
まぁ…そんなわけで僕の非日常な生活が続いていくのだ…
<祐也>
「はぁ…これだから現実は救いがたいんだろうなぁ…」
コメント
2件