テラーノベル
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「っ、ぁ……、ぅ、ンっ….」
初めて触れたその柔さに、身体が心が煮え滾るような感覚に落ちていく。
俺が指先を首元から鎖骨、胸板から脇腹まで滑らせるたび、
真っ白な肩がぴくんと震えるのを見ていると口角が勝手に上がるのを抑えられない。
「ん”、っ………く、っ、….ぅ、っ……..ああっ、!」
時折眉を下げ、抑えているつもりなのだろう声が響く。すると元貴は自分の口から出てしまった声に驚いたのか恥ずかしかったのか、咄嗟に自身の口を抑えた。
「、ふっ…、んンっ………ゎか、!まって、…..」
陶器のような白い太ももを軽く無であげるだけで、慌てたような甘い声を漏らす元貴の敏感さに、俺の加虐心が煽られて仕方がない。
「…..何。待たないよ」
太ももを撫でていた右手を滑らせ元貴の膝裏を掴み、そのまま唇を寄せて軽く吸い付く。
元貴のびっくりしながらも恥ずかしそうにしている顔を見つめたまま、強く吸って元貴の表情の変化を楽しむ。
「…っぁ、ちょっと、んっ……..」
元貴の動揺した声を聞いてから唇を離し、薄く色づいた跡を確認する。元貴は驚いたような呆れたような顔で赤面しているが、内心嬉しそうにしているのが分かった。
元貴が俺に完全に身体を委ねてくれているのが分かるし、俺の手で気持ちよくなってくれているのも分かる。
そういうものが全部、元貴の仕草から表情から身体から伝わってくる。
それが嬉しくて幸せすぎるくらいに幸せで、
すごく、すごく
「……..っ、かわいい….可愛いよ、元貴」
「なっ、ぁ、何っ….!」
そんな幸せを噛み締めながら元貴の左足を下ろし、身を乗り出して元貴の顔に近づく。
元貴の後頭部に手を添えながら唇を重ねると、元貴が「ンっ」と吐息を漏らす。その艶のある声に挑発された俺は、無防備に開かれた元貴の口に舌を差し込み、次に元貴の上顎をなぞっていく。
元貴がぴくっと反応してそのたびに甘い息を漏らすせいで、軽いキスじゃ物足りなくなって止まれなくなる。
もう元貴のせいだと言い聞かせ、深くなっていく口づけに驚きを隠せていない元貴の顎を掴んだ。
口の中にあるのがどっちの唾液なのかも分からないぐらいに絡み合って、今にも蕩けそうになった元貴が俺の首に腕を回してくるのを感じて、胸が熱くなる。
口の中で暴れる元貴の短い舌をしっかり捕まえて、ぢゅうっと吸うと元貴のものが脈打っているのが分かった。
ようやく唇を離すと二人の間に銀色の糸が引き、その先で顔を火照らせている元貴に興奮した。
元貴のものが俺の腹を叩くように脈打ってはイきたそうにしている。俺は視線を落としてそれを見つめると、元貴も俺の視線の先に気づいたのか、一層顔を赤らめてそわそわし始めた。
「…….イきたい?」
「…っ……ぃきたい………….」
羞恥心でいっぱいになりながら、目を逸らして頷く元貴。
可愛くて我慢が効かなくなりそうだ。
学校のChromebookで書いてみた
続きを書くか迷う
コメント
2件
好きです!めっちゃ好きです! てか、そもそも「初夜」っていうテーマ自体が私の性癖にぶっ刺さってます! 続きに期待っ!

めちゃめちゃ好きです