わたあめです〜
サロちゃんのお話です
因みに上手く描けなかったのでのびなかったらけします
いつものことですね
はい注意点
史実無視
サロ×ナチ
死ネタ
誤字脱字
意味不明
ノリで作りました、
なんでも許せる人はどーぞ
ナチ 好きだ、付き合ってほしい
俺がずっと待ちわびていた言葉
貴方はそれを漸く口にしてくれた
俺は嬉しさで胸が張り裂けそうになって
サロ もちろん、です…!
嬉しくて泣いてしまいそうだった
これまでずっと貴方が好きだった
でも貴方は枢軸国としかいない
俺のことはあまり見てくれないが
やっぱりあなたも俺のことが好きだったんだ
ナチ ふふっ、
ほほえんでくれた
貴方が俺に向かって
優しく、綺麗な笑顔で
俺はその笑顔に吸い込まれそうになって
貴方の頬へ手を伸ばした
少しでも貴方に触れたくて
頬に手がついたその瞬間
サロ っ…
目が覚めてしまった
あれは自分の想像の甘い夢でしかなかった
俺はあの甘い夢に浸っていたかった
サロ ……最悪
気分が悪くなった俺は辺りを見回す
今日は珍しく妬ましい兄弟もいない
こんな日に久々に外に外にでも行こう
そう思って仕度を始めた
サロ ……はぁ
いざ外に出てみるとテンションが下がる
こんなことなら室内にいればよかった
サロ まぁ…いいか
一人で今日は出かけてみる
どこへ行こうか、
ショッピングモール?
飯屋?
どれも楽しみだな…
なんて考えていたとき
サロ …あっ
目線の先にナチス様を見つけた
今日は空いているのだろうか?
空いているなら是非俺と…
俺と、どこか遊びに行きたい
俺が、
ナチス様を…
なんて思って駆け寄った時
伊王 ナチってばかわい〜!
ナチ …やめろ、恥ずかしい
ナチス様と…
あれは…
兄弟…?
なんで、
なんで?
なんで兄弟がここに?
なんで楽しそうに手を繋いで…
俺、なんて
一度も笑ってくれたこと、
なかったのに、
手なんて
触ったことなかったのに
なんで
彼奴は触れているんだ
俺の方がナチス様の言う事は全部聞く
ミスなんてしたこともない
全て従順に従ったはずだ
なのに
なんでその裏切り者に目がいく
どうして俺を見ないんですか
サロ …っ…おかしいだろ…
ナチス様に一言でも挨拶をしようと
近寄っていく
彼らは気づく素振りなど見せずに
楽しそうに会話を続けている
サロ ナチス様っ!!!!
叫んだ
心から、
必死に叫んだ
どうか、俺を見て
と、叫んだ
が
ナチス様の視線は此方に向けられることは
無かった
でもきっと
何かの間違いだ
ちょうど聞こえていなくて…
そうに決まっている
サロ ナチス様っ
俺はナチス様の肩に手を触れようとした
すると
スカッ
と、
手は肩をとおりぬけた
まるで俺が幽霊みたいに
……
みたいに?
あれ
あれ、
俺
おれ…?
そうだった
思い出した
俺は最後
ナチス様の盾として死んだんだった
兄弟には拒まれて
散々な人生だったと思う
嗚呼、うん
散々だな
ナチス様が好きで
好きで
好きで仕方がなかった
でも言葉には表せなかった
道具としての自分じゃなくなって
嫌われてしまいそうで怖かった
一言でも伝えておけばよかった
今でも貴方に伝えたい
幽霊になってあなたを眺めることしかできない
そんなの嫌だ
少しでも、
ほんの少しでも俺は
サロ 貴方の側にいたかったなぁ…
コメント
2件
サロちゃんだわ…!?!?!? なんてこと………かわいそうに……かわいい……
なんか最後の、「サロ 貴方の側にいたかったなぁ」が、ナチの台詞にも思えてきた(( サロくん死んでたのかァ!