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ぷりん
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はる☻
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次の日になった。今日も朝から仕事でこれからは新曲の歌割決めとレコーディングだ。本当はもう始まっている時間、俺の撮影が少し長引いてしまったせいで遅れることになった。
また俺が1番最後に楽屋に入るのかな。もう会議は始まっているだろう。勇斗と気まずいな、頭の中はそれしかなかった。
ガチャ
💙「すいません、遅れました」
イスには既にメンバー4人とスタッフが座っていた。空いてた先は仁人の横、端っこだった。勇斗の隣じゃなくてよかった。それだけが救いだった。
💛「お疲れ様、ここ空いてるからおいで」
わざわざ椅子を引いてくれた仁人、そして俺を穴が空くぐらい見てくる勇斗。なんだろう、その気遣いが俺には胸に刺さった。ありがとうやけど、いらない。
❤️「太ちゃんがくるまでに俺たちで大まかに決めたんやけど、どう?」
舜太から貰った歌詞が書いてある紙。そこには意外と青色の線が多かった。ソロパートだったり、ハモリだったり。俺のパートを減らそう、ソロだったら違和感あるからハモリならいいよね。
💙「…ここの仁人とのハモリは勇ちゃんの方がええんちゃう?、あとここも。舜太と一緒に歌うのは柔太朗の方がええ。俺の声が舜太の柔らかい歌声を消してまう」
❤️「だ、だいちゃん?」
💙「…ソロパートはこの分け方で賛成」
俺は最後の方、声が震えてしまった。本当はもっと歌いたい。でも、それでM!LKの良さが消えるなら…
💛「…太智」
🩷「おい、お前はM!LKをなんだと思っている」
M!LKをなに、って言われても…
🩷「5人で1つじゃねぇーのかよ」
知ってる、そんなの知ってるよ。だから何?何が言いたいん?
💛「太智がいないとM!LKのパフォーマンスが上がらないってこと。歌声だってそう、太智は一般的な男性より声が高くて個性的に聞こえるからみんなより浮いてるって思うかもしれない。だけど俺たちからしたら太智の歌声がないとM!LKじゃない」
💙「お、俺はM!LKをみんなに知ってもらうために…」
🤍「太ちゃん、俺達は万人受けなんて狙ってないよ。誰かは俺たちのことを批判する人はいる、だけど俺達の活動ってみ!るきーずのためでしょ?俺達がやりたいことせずに売れる形なんて、誰も望んでない」
❤️「ハモリの部分、太ちゃんの意見は悪いんやけど俺は反対。M!LKの良さを引き出せへん」
違う、違う。俺はみ!るきーずのこともメンバーのこともちゃんと考えてる。万人受けなんて考えてない。
ただ、今ファンから求められていることを増やして喜んでもらおうと思ってるだけ。
プライベートでも結局俺は輪に入れてない、メンバーのためじゃん。みんなやって、仲良い人との見せ場を増やせて嬉しいやろ?
💙「俺はちゃんとファンのことも、メンバーのことも考えてる。ただ、俺はファンに喜んでもらおうって思ってるだけや。みんなやって、普段年上2人と年下2人でずっと話しててさ、仲良い人と見せ場作れてええやん!ファンもそれを望んでるから一石二鳥やんけ!」
🩷「太智、お前いい加減にしろ。その考えが俺たちのためなら間違っている。冷静に考えろ」
💙「…俺は、おれは…泣」
視界が歪んでいく。今の俺には冷静に考えられない、自分の考えが勇斗達にとっては間違っていた。なら、何が正解?
正直、今の俺の感情は、みんなへの嫉妬や羨ましさが色々混ざっていた。
💛「ちょっと勇斗、言い過ぎ。太智はゆっくりでいいから、なんでそう思ったか教えて?」
メンバーは俺の言葉を急かさずに待ってくれていた。何から言えばいいんだろう、何が間違っているかもわからないのに。
💙「…俺は、今のM!LKから浮いてると思ってる。歌声もそのうちの1つで、人気なコンビもない。楽屋の雰囲気やって、俺だけ1人やった。だから、みんなの邪魔しいひんとこって思って…ごめん、めんどくさいよな」
ほら、雰囲気悪なってもうたやん。だから嫌やったんや、こんな空気なるぐらいなら俺が我慢した方が良かったんや。
🤍「…太ちゃん…俺たちの方こそ、ごめん…最近、全然話せてなかったね」
❤️「俺も…ちゃんと周り見えてなかった」
すぐに謝ってくれる年下とまだ黙っている年上。勇斗と仁人は眉間に皺を寄せて、どこか悔しそうな、後悔しているような顔をしていた。
謝罪が欲しいわけじゃない、ただ俺はみんなと仲良くしたかっただけ。忙しくなる前の雰囲気に戻りたかっただけ。
🩷「太智、すまなかった…俺の方こそメンバーのこと考えられていなかったな。ただ、M!LKにはお前が必要だ。歌1つにしても、世間から何を言われようとも俺はお前の歌声が好き」
💛「勇斗の言う通り、太智がいるからバラエティーも盛り上がるし、太智の歌声があるからM!LKって分かる。それぐらい太智の存在が、俺たちからしてもファンからしても大きいの。リーダーとしてメンバーのこと見れていなかったね。太智をここまで苦しめさせてしまったんだね。本当にごめん」
ほんまに?おれ、そんなにM!LKにとって必要な存在なん?ならさ、もっと接して欲しかった。たまにでいいからさ、構って欲しかった。
💙「俺…いつの間にかどうやってメンバーと話していたっけって思ってたんや。1人での活動も多かったから。思い出させてくれへん?、あのうるさかったM!LKを」
❤️「!?…うん、うん。もちろんや、だからもう、太ちゃんのパートを減らすとか言わないで!泣」
あーあ、舜ちゃん泣かしてもうた笑。そうやな、みんなが必要としてくれてるなら俺が歌ってやってもいいかもしれへんな〜
スタッフ「解決できて良かったです、歌割りはこのままで行きます。そして皆さんに見てもらいたいのですが、先日塩﨑さんからライブ演出の案を頂きまして….」
ライブ演出…?まさか!?
💙「スタッフさん!!考え直すから!みんなに見せるのだけはやめて!!」
叫んでも遅かった、既に資料はみんなの手の中にあった。
🤍「太ちゃんここまで…泣」
また泣かせてもうたー!ほら、俺がどんどん加害者になってまうやん!
💛「太智、考え直してもらおうか」
💙「はい….シュン」
あの一件があってからメンバーは超がつくほど俺にくっついてきた。暑いんですけど!?俺はこの状況を望んだんじゃなぁぁぁい!!!!
もう楽屋入りたくねぇよ!なんで今日も1番最後やねん!
ガチャ
💙「おつかれ〜」
🤍「あ!太ちゃんおつかれ!俺の横空いてるよ〜」
💛「今日もお疲れ様、おいで」
ソファをみると柔太朗と仁人の間が空いていた。座りたくないけど、座らないと怒られる。しゃあなしやな。
腰をかけた瞬間、仁人は俺の頭を撫でてきた。普通に気持ちええからいいんやけど…
🤍「太ちゃん、最近悩みない?」
うん。もうないよ、聞かれすぎてない。ネタなくなりました。
🩷「おーい、インライやろうぜ。久しぶりだし、み!るきーずにも俺達の元気なところ見せないと」
💛「そうだね、しようか」
❤️「太ちゃーん!俺とはやちゃんの間に座ろうか?」
こちらもまた間に座らせたがる。俺、人と近いの嫌なんやけど。たまにやったらいいんやけどずっとは嫌やで。
ポチッ
🩷「み!るきーず〜!見れてる?」
❤️「俺たちの新曲聴いてくれた??」
🤍「太ちゃん今日もかわいいね」
え?
💛「太智、カメラに集中してたら危ないよ、椅子から落ちちゃう」
ん?序盤自然やったよね?なんか方向おかしくなってきてへん?
🩷「そうだね、危ないから俺と手繋いどこっか」
なんで?
❤️「俺の方に体重かけてもええよ?」
ちょ、これインライやんな?恥ずいって。いつもこんなんしてるみたいやん、まぁ実際してんねんけど。
💛「まってまって、俺の太智なんだけど」
吉田さーん??それ完全にアウトだよ。
🩷「いーや、俺の」
❤️「俺らのやんなー?柔!」
🤍「うん、俺らの方が甘えさせれるよ?」
だめだ、吉田コードや!と思ったけど、不発やった。みんなはカメラに構わず、俺に抱きついてきた。
💙「暑いってぇぇぇぇぇぇぇ!」
み!るきーずside
私らの存在気づいてますか??
リクエスト作品でした!
少し長めでした!
太ちゃんは太ちゃんのまま活動していて欲しいです。
リクエスト受付中です!リクエストされる場合はリクエスト受付中のページを作っていますのでそちらからお願いします。
風が天使を呼び覚ます🦋の方もぜひいいね♡お願いします!
コメント
8件
何度読んでも泣いちゃう😭😭😭😭😭 太ちゃんの辛さとメンバーの気づきとちゃんと解決してオチまである文章素晴らしいです✨ いい仲間と仕事できるって最高ですね🥹
リクエスト答えて頂いてありがとうございます!こんなに胸がきゅっとなるお話にしていただけて本当に感謝です。以前雑誌のインタビューを読んでいて気になったことが元になっているので、創作の中でも甘やかされて救われました〜!
有名になればなるほど悩みも増えてくだろうし、実際にも裏で思っていることがあるのかもしれないなーと思いながら読みました🥹❤️🩹 最後の過保護になっちゃうところも想像できてしまって面白かったです🤭 本当に素敵な作品をありがとうございます♪