テラーノベル
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第2話〖賞金狩り〗
カメラを片手に、
メニが軽い調子で言った。
メニ〗
……さ、やりましょか。
次の瞬間。
メニの右腕が金属音を立てて変形し、
銃身を展開する。
メニ〗
俺の腕にはな、
ビームマシンガン、
ビームスタンガン、
ビームアサルトライフル、
ビームショットガン、
ビームスナイパーライフル。
――一通り、揃ってる。
そう言いながら、
スタンガンモードへ切り替える。
光の弾が放たれ、
路地裏に潜んでいた
賞金狩りのアンドロイドの一体に直撃。
次の瞬間、
その個体は痙攣するように動きを止め、
その場に崩れ落ちた。
メニ〗
俺の親が言ってたんだ。
**「備えあれば、憂いなし」**って。
――直後。
カメラが、
ひったくられるようにメニの手から奪われる。
デュナ〗
じゃあ次は自分の番。
カメラ越しに、
デュナが淡々と説明する。
デュナ〗
自分は脳内に
ハッキングCPU、
トリックウイルス――いわゆるサイバーウイルスを搭載。
腕部には
ノイズウェーバー、
そして――
トロイの木馬入りUSB式弾丸を
撃ち込む機構がある。
照準が定まる。
デュナ〗
このUSBが
サイボーグやヒューマノイドに刺さると……
言い終わる前に、
弾丸が放たれた。
賞金狩りのヒューマノイドの一体に命中。
次の瞬間、
その身体の内部で
電子ノイズが走るような異常反応が起きる。
視界が乱れ、
動作が不規則になり――
そして。
完全に、停止した。
メニ〗
……えげつねえな。
デュナ〗
効率的、と言ってほしい。
だが――
路地裏の空気は、まだ緩まない。
残る賞金狩りたちは、
距離を取りながら、確実に包囲を狭めていた。
メニ〗
さてさて……
本命は、ここからか。
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