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コメント
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「 先生 お久しぶりです。」
「 前回から調子はどうですか？」
「 前より症状は少ない気がします」
「 そうなんだ よかった〜！ このノート
お渡ししてもいいですか？ 」
若井先生から渡された小さな青いノート
表紙には ”目標ノート” と書かれていた
「 目標、ノート…」
「 このノートに、怖い場所や 症状が起こりやすい場所を書いて欲しいんです。
その書いたノートを僕に渡してくれたら一緒に克服する為のプランを僕が考えます！
1人で克服出来るようになるまでサポートしたいので 」
ノートを開くと全てのページに
月日 、場所 、 一言 の欄が書いてある。
これをさっき書いてくれてたんだな
心強さと優しさに少しだけ救われて 頑張ろう
久々にそう思えた。
「 1ページ目は 僕がお手本として書いてます！ 字に自信ないんであんまりまじまじとは見ないで欲しいんですけどね 笑」
5月24日
場所 路地裏
一言 暗めの路地裏が少し怖い。
1ページ目に 若井先生の字でそう書いてあった
「 交換ノートみたいな感覚でやっていただければ 笑」
「 先生 ありがとうございます 。やってみます。」
「 来週の水曜日も ここで待ってますね 」
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