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『二人で世界で一番強い国を作ろう』
“ 何百年たってもお前が世界でいちばん大好きだぞ!! ”
伊「んー!!!」
朝起きると、窓から日が差し込んでいて
時計を見ると良い時間をさしていて
お腹が空いていたことを思い出す。
伊「懐かしいなぁ…」
朝ごはんの準備をしていると
今朝見た夢を思い出される。
夢に現れたあの子の
久々に聴いた声、言葉。
その姿はとても懐かしいものだった
あれからどれくらいの月日が経ったんだろうか
あの子は今でも覚えてるかな?
元気にしているのかな?
そういえば…
あの子は、ドイツと会ったら
どう思うんだろうな…
二人共、似ている所があるから
案外仲良くなったりして!
ドイツはね、俺が困ったら助けてくれるんだよ
仕事だって掃除だって手伝ってくれるんだよ。
兄ちゃんのことも気にかけてくれて、
俺の家にもいっぱい遊びに来るんだよ!!
むきむきで怖いけど優しくて、頼り甲斐があって
面倒見が良くて、美味しいお菓子も作れちゃって、
良いやつなんだよ
伊「ふふ、」
幸せだなぁ
ピーンポーン
??
誰が来たのかな?
今日は誰とも会う約束してないけど…
伊「ヴェ〜、ボンジョルノ〜…」
独「い、イタリア」
伊「ドイツ!」
伊「今日何していくの?」
伊「あ!一緒にご飯食べようよ!」
伊「ドイツはもうご飯食べた?」
独「そう一気に何もかも喋るな!!」
独「今日は、手紙を渡しに来た。
朝食はまだだが…」
そう言うとドイツは、
服の胸ポケットから大切そうに
古そうだが、大事に保管されてきたのだとわかる
しわ一つない状態の手紙を渡してきた。
手紙?なんで?
独「家の倉庫を掃除していたら、これが出てきてな」
独「中身は見てないが…お前宛のようだったぞ」
俺宛て?
凄い古い手紙…
いつのなんだろう
伊「ヴェ〜」
カサ
伊「!!!」
伊「神聖、ローマからだ…」
イタリアへ
──────────────────────────────
伊「……」
独「…イタリア?」
神聖ローマは、どんなことを考えながら書いたんだろう
俺のこと、覚えていてくれたんだな
やっぱり、ドイツと似ているなぁ…
独「イタリア??」
伊「ねぇ、ドイツ」
独「?」
伊「やっぱ、俺の家でご飯食べて行って」
『今から、とびっきり美味しいお菓子作るから』