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―これは、とある世界の『鍵』の、繰り返す世界のお話。
【ロストクロック】第一話『世の中始まりがあれど』
物語に始まりがあったとして、中身がなければ終わりもないだろう。
そんな中身もない、終わりもない世界に、俺は『閉じ込め』られた。
例えば14時に俺が死んだとしよう。すると1時間前に逆戻り。それ以外には
通常世界と変化は無し。記憶は閉じ込められた『主』のみ記憶が保持される。
…と、聖書?的なものに書いてあったのだが・・・
俺は今、見たこともない事が起きています。
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「…で、君、名前は?」
「え…なんで…」
「名前は?(圧)」
「…時雨…蓮…デス。」
「時雨くんか…キミさ、この世界、どう思ってる」
どう思ってるって言われても…ループのことは知らないだろうに…
「どう思ってる、って言われても…良い世界だとは思いませんね。」
「…はは。」
「え?」
「いや、僕、あれ大分前から起きてたんだよ?なのに気付かず
『こんなこと…』とか言ってたのに?」
「えっ聞いてたんですか?…え?え?」
「そのことなんだけど…」
「詳しく、教えてくれない?知ってること、全部。」
「…は?」
「いやー僕たちも知っててね、この【ロストクロック】のこと。」
ロストクロック…?それとこの人、何処かで見覚えが―
…あ。
―で、でももうあいつらは…
「おーい、時雨くん。それと…」
「僕達の家、来てくれない?」
「…は?」
「僕、説明下手くそだからさ、あの人達にも説明してほしいな―って」
「えええ…」
前言撤回、この世界には、中身があるそうです。
―終わりが来るかは撤回しないけど。
【あとがき】
これカゲプロから考えてついたのでちょっと似てるかも…
ごめんなさい。でもよくある設定を多めにしているので…お許しを…