コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
続きです
…
スマホに一件の通知。
『今夜21:00から配信』
2週間ほど配信をしていなかったせいか、すぐにリスナーは食いつく。
[ついにきた!!!?!?!?!?!]
[もうまじずっと待ってた]
[ktkr]
あの配信はすごく好評で、残したアーカイブには今も視聴数が増え続けている。
彼は毎回、さっさと消してくれ、的なことを言うが。
「ね、今日シよ?」
「配信告知してる時点で拒否権ねぇじゃん」
「あ、バレた?」
えー、といった顔で此方を見る彼だが、最終的にはちゃんとしてくれるので助かる。
風呂先に入ってくる、なんてそそくさと風呂場へ行く彼。
きっと顔真っ赤にしてるんだろうな、なんてくすっと笑みが漏れた。
…
「⋯じゃ、配信はじめまーす。」
ふたりで並んで映れば、一気に沸くコメントに彼は顔を赤くして。
「そんな緊張する?笑」
「いや、改めてすると、なんか恥ずかしくね?」
「まぁまぁ、すぐそんなの気にならないくらい蕩けさせてあげるよ」
唇を重ね、舌を滑り込ませる。
抵抗なく舌が口内を蹂躙するたびに、甘い声が漏れ出てくる。
「ッん、ふぁ⋯ッ♡」
歯列をなぞって、されるがままの舌を吸えば体がひときわ大きく跳ねる。
息が上がって口を離せば、熱を持ち期待するような瞳と目があった。
「な…はやく、っ⋯」
「お強請り上手になったねぇ。いいよしてあげる」
肩を押せば、柔らかな音を立てて布団に沈む。
彼の寝間着をたくし上げれば胸の突起は尖っていて、それを口に含んで吸う動作をすれば
彼の身体はぶるりと震えた。
「んぁ、ああっ♡」
「シャケ乳首好きだもんね。ちゃんと開発しといてよかった〜♡」
[tkbキター!]
[最高にエロい]
カメラを近寄せ、立ち上がった突起を見せればコメントは一気に沸く。
それがどうも恥ずかしいのか、彼は身を捩って隠してしまう。
「隠さないでよ、シャケの乳首みんなに大好評だよ?」
「ゃ、⋯だ、はずかしい…」
「今まで恥ずかしいとこみんなに見られてきたのにね?」
「ッそ、れは⋯」
元の場所へカメラを戻せば、彼の足の間に割って入り、馴れた手つきでズボンと下着を脱がせる。
下着にはシミができていて、ヒクヒクと先走りが濡らしていた。
「ほら、シャケみんなに乳首見られて興奮してんじゃん。」
つん、とそれをつつけば「ぅぁッ、♡」なんて甘い声が漏れる。
乳首を抑えていた手はいつの間にか顔を抑えていて、表情はよく見えない。
「ね、顔どけて?見えないじゃん」
「…⋯て、⋯⋯⋯たい⋯」
「ん⋯?」
もごもごとこもった声が発せられ、よく聞こえず耳を近づける。
「はいしん⋯じゃなくて、こいびととしてえっち…したい⋯」
「⋯ごめんね視聴者、今日はもうサービスできないかも!」
⋯
「ッああッ゛♡そこ、ッやだぁ、ッ゛♡」
「シャケココ弱いもんね、ッ気持ちいいでしょ?♡」
粘着質な音が部屋を埋め尽くす。
ベッドはシーツがぐちゃぐちゃになり、どちらのかわからない愛液が濡らしている。
細い腰を掴んで奥をぐり、と押し込めば嬌声と共に達する彼。
「ほらまたイった。気持ちいいんでしょ?」
「ひ、ッ゛ぁあ、♡ぃ゛きもちい゛、ッ♡すき、ぃ゛ッ♡」
コメントはもう何が流れているのかわからない。
お互いの目に映るのは快楽と眼の前にあるものだけ。
じっとりと汗ばんでいるお互いの身体が、離さまいとまとわりつく。
「ッはぁ、もう我慢出来ない、ッ…」
肌がぶつかる音は次第に速さを増し、それに合わせて彼の嬌声も早さを増す。
「は、ぁ、あぁッ♡ま、ッ゛はや、いぃ゛ッ♡」
「…ッいく、受け止めてシャケ、ッ…♡」
「あ゛ぁッは、なか、ッ゛、だしてぇ゛ッ、♡」
最奥まで打ち付けては、欲を注ぐ。
ふる、と余韻が身体を震わせ、緩く腰が動く。
彼も達したようで、水のような、透明に近い欲が吹き出る。
暫くの間呼吸音だけが響き、ゆっくりとそれを抜けば収まりきらなかったものがどろりとあふれる。
相変わらず量がグロいとおもう。
彼の頭を撫でながら見れば沸騰が収まらないコメント欄。
「これ以上はお預け。シャケのこと大事にしたいからさ?」
なんて言えば納得の声が上がり、「ありがとうね」なんて笑ってみせる。
彼の後処理もちゃんとやらなきゃね。
「んじゃ、次はいつかわかんないけど!お疲れ!」
この言葉を最後に、俺は配信を切った。
配信【🐼×🦈】end