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私の音は責任の音。
誰かに寄り添い、相談に乗る。
大丈夫、みんなの責任は私がとる。
じゃあ、私の責任は?
ウチの音は元気の音。
どんなときも元気でいる。
大丈夫、元気がウチの取り柄だから。
じゃあ、ウチが元気じゃなくなったら?
私の音は愛情の音。
あの子をずっと思ってる。
大丈夫、手は出さないから。
じゃあ、もし出したら?
私の音は家族の音。
両親のことを誇りに思ってる。
大丈夫、家族中は良好。
じゃあ、自分は?
ウチの音は部長の音。
部活のみんなを引っ張る存在。
大丈夫、無理はしてない。
じゃあ、勤まってなかったら?
ウチの音は友情の音。
みんなとすぐに仲良くなれる。
大丈夫、絶対に縁を切らない。
じゃあ、縁を切られたら?
ウチの音は血筋の音。
恵まれた所に生まれた。
大丈夫、すごく嬉しい。
じゃあ、嬉しくないって言ったら?
私の音は傍観者の音。
みんなのエモい話を見ている。
大丈夫、存在感抜群だよ。
じゃあ、見放されたら?
私の音は才能の音。
色々なことができる。
大丈夫、才能がなにかわかるよ。
じゃあ、才能がなかったら?
あたしの音は家族の音。
この家族に生まれて、幸せ。
大丈夫、後悔はしてないよ。
じゃあ、親が最低な奴だったら?
自分の音は、偽物の音。
オンオフの区切りがしっかりとついている。
大丈夫、心配はかけてないよ。
じゃあ、
本当の自分ってどれ?
これは、いろんな音とみんなの闇と、少しの百合を含んだ、長編小説。
ほら、あの人が指揮棒を振り上げましたよ。
…はい、こんなにエモく言ってますが、ラブコメです。
今のとは比にならないくらいコメディ入ってます。
どうぞ、お楽しみください。