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教師「起立ー、礼ー、」
「「さよーならー」」
教師「来週の木曜までの課題
終わらせとけよ〜」
モブ「マジかよ、だる過ぎ〜」
億泰「帰ろ〜ぜぇ。仗助ぇ、康一」
康一「うん、帰ろっか。」
仗助「おー。…やべ、
課題忘れるとこだった。」
億泰「あっ!俺もだ、危ねぇー」
康一「あはは…2人らしいね…」
仗助「じゃあなー、康一、億泰。」
康一「うん、またね!」
億泰「じゃあなぁー」
仗助「…ん?」
…あれって…。
仗助「…不思議な喫茶店…ラテチャ?」
…あ、なんか最近新しくできたっつー
喫茶店か。こんなとこにできたのか…。
1人で入んのもなぁ…。
せめて億泰か康一がいれば…。
ガランッ___扉が開く
「…ん?」
仗助「あ、」
中に入れて貰い、更にはコーヒーを
頂いてしまった…。
仗助「あー…えっと…なんか、
すんません…?」
「ふっ…何で謝るんだい?君は、
初めて俺の店に来てくれたお客さんだよ」
仗助「え…初めてって…開店したのって
いつなんすか?ここ…。」
「昨日だよ、誰も来てくれなくてね。
少々困ってた所なんだ。」
そういい、微笑む。
うわ…綺麗な顔してる…。
カッケーなぁ………ん?待てよ、
今…俺なんて…!?
いや、気の所為だ。きっとそうだ。うん。
「つい最近、この街に越してきたんだよ。
それから、この喫茶店を建てたんだ。
俺の名前は、澪暗葵(ミオクラ アオイ)
未成年にこういうこと聞くとナンパと
思われるかも知れないんだけど…
君の名前は?」
仗助「東方仗助っす。えっと、
JOJO学園って分かります?」
葵「あー、あのデッカイ学校ね。
そこの学生さんか〜」
仗助「っす。…あっ、やべ…そろそろ
帰んねーと怒られちまう…。」
葵「あ、もうそんな時間か…。
良かったら、今度友達とかも
連れて来てよ。今日のお代は良いからさ」
仗助「えっ、そんな…金ありますよ?
友達と明日来たいっすけど…。
いいんすか?代金…。」
葵「俺が勝手に招いちゃったし…
初めてのお客さんってことで、
今日はご馳走させて。ね?」
仗助「そこまで言うなら…あざっす!」
葵「でも、今度からはしっかり
払って貰うよ?」
ふふっと楽しげに笑う綺麗な顔に
つい、見惚れてしまう…。
葵「っと、そうだ。ちょっと待ってな」
仗助「?はいっす。」
何かを紙に書き込んでる。
書き終わった様子で、紙を渡される。
仗助「これは…。」
葵「俺の電話番号だよ。…あれ、
なんかまたナンパみてぇになった。
まーいっか!」
ヘラヘラ笑うその顔___。
…ん?何で俺さっきから妙なこと
ばっかし考えて…?
葵「おっと、そろそろ時間だぜ?
仗助君。」
ドキッ___
んんッ!?ドキッ!?んだよそりゃあ!!
男だぞ…?俺も、葵さんも!!
仗助「あ、明日来ますねッ!!
そ、それじゃあ、また明日!」
葵「え、あ、うん。」
ガランッ___
急いで家に帰る。
朋子「ちょっと、仗助〜?
帰ってきたならただいまくらい…」
仗助「ただいまッッ!!!」
バタンッ___急いで自身の部屋に入る
朋子「なによ、そんな急いで。」
やっべぇ!!やべぇ!!!
名前くん付けで呼ばれて…!!
…あ〜〜〜〜!!クソォッ!!
…絶対ェ引かれたよなぁ…。
明日どんな顔して行けば……。
葵「帰っちゃった___。」
名前呼んだだけなんだけど…
顔スッゲェ赤かったな…。
…可愛かったな…。
…ん?やべぇ、ガチめに
ナンパになっしまった…。