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おんりーチャンとの関係も学年が上がっても続き、デートも週2ほどのペースで行っていた
最初は本屋や、図書館で勉強を教えてたりしていたが、最近は動物園行ったり、植物園、水族館など、色んな所にも行くようになった
そして、そんなおんりーチャンの頭の上の数字は
5.51…残り5年と51日
この調子なら、卒業するまでは生きて居てくれるだろう、寿命を延ばすことが出来なくても、能力を使わないことは出来るからね
そして、今はデートが終わった帰り
「今日行ったお寿司美味しかったですね」
「俺の奢りなんて珍しいんだからね」
ドンッ
「っわ、…」
「おんりーチャン?大丈夫!?」
おんりーチャンが急いでいたおばちゃんにぶつかってしまった
「急いでいても周りをちゃんと見てくださいね」
俺はそのおばちゃんに優しく注意をすると、
「あ…ご、ごめんなさい、ちょっとあそこで火事があって、」
そのおばちゃんはやけに慌てて怯えているようにも見えた
「火事?いったいどこで?」
「◯◯町の3丁目の◯-◯◯のマンション」
「!?、…っ」
「おんりーチャン!?」
俺がした質問におばちゃんが答えると、おんりーチャンは何も言わずに走り出してしまった。名前を呼んでも、聞こえてないのか無視をしているのかはわからなかった
俺は取り敢えずおんりーチャンの後を追いかけた
❤️2500