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レームスをロムル王国建国に導いたという、叡智の女神。
彼女の死後、レームスは女神を生き返らせたい一心で、蘇生の祈り──転生の儀式を行い続けた。
ロムル王国がエデルブルク王国によって滅ぼされ、亡国となってからも、レームスの支持者によって引き継がれてきた儀式。
それは、私が生まれた19年前の満月の夜にも、行われていたという。
「……当初、貴女方マレウスは、ジークフリート殿下を器に捧げるつもりだったのでしょう」
「仰る通りですわ。現国王陛下の側室の懐妊は、わたくしたちにとって絶好の機会でしたもの」
なにも後ろ暗いことなどないかのように、むしろどこか誇らしげにベネディクト公爵夫人が頷く。
「かつて一度も成功したことのない儀式でしたから、神性を宿せる器がどういったものか、誰も知り得ませんでしたの*****************
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