テラーノベル
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「りもこーん?」
階段の方に早足で向かう
「んっしょっ」
片足を上げて階段を登ろうとするりもこんが可愛くて、そのまま眺めてしまった。
「ん~!!」
どうしても登れなく、声にならない声を上げているりもこんを前にハッとして、すぐさまりもこんに
駆け寄る。
「りもこん…?」
俺が呼ぶと、すぐにくるっと振り向く。
「あれ?電話は?」
「あ、」
完全に忘れてた…!てか繋げっぱなしだ!?
「かじゃねぇ?危ないよぉ?」
「大丈夫だもん!」
上から2人の声がする。階段降りようとしてる!?
「りもこん、!ちょっと待ってて!!」
俺はりもこんをその場に残して、階段を勢いよく上がった。
「わぁっ!?」
階段を上がると、階段を降りようとしているかざねとぶつかりそうになった。
「…どしたの?」
「いや、ここの階段、急で危ないから! 降りるなら俺、呼んでね?」
この家の階段は、普通の家よりも急なのだ。これくらいの子供が降りるのはかなり危ないかも。
「じゃあ…ん!」
かざねは、その場で手を大きく広げた。抱っこしてと言わんばかりに。
「はいはい…、しゅうとも…おいで!」
俺は片手にかざねを抱っこし、もう片方の手を広げてしゅうと を招いた。
「わぁった!」
ペチペチと音を立てて歩くしゅうとに、自然と胸があったかくなった。
「2人ダァー! 」
階段を降りると、りもこんが俺の足にしがみつく。
「ちょっ!りもこん!!今降ろすから、離して」
足を軽く振ったが、降りようとしないりもこんに俺は頭を抱えた。
困ったなー…、電話しないといけないのに……そのまま行くか!
気合いでなんとか、スマホのある所まで行った。
『大丈夫だった?』
「あ、はい!おかげさまで!」
電話してすぐ、のばまんさんが「ポッキーがずっと心配してたぞー!w」って茶化していた。
『ふうはやー?』
「ん、?」
『私の持ってたジュース…』
「あ、あぁ!」
そうだ、忘れてた…そのために連絡したんだ!
『Xでつぶやいたら、からぴちさんが送ってくれたんだよな~』
「え?」
からぴちのみんなが?ん~…
「分かった、ありがとう!」
『ってか、からぴちさんと俺らって関わりなくね?』
『確かに?』
『記憶上はないかもね』
「じゃあなんで…?」
『ふうはや君たちの名前を出したからじゃ…?』
「それも含めて聞いてみるわ!」
『うん!じゃ!』
「はーい、ありがとねー! 」
「終わった?」
電話が終わってすぐに、りもこんが尋ねる。
「うん。静かにできてて偉いなー!」
俺が褒めると、「えへへ!」と笑顔になるりもこん。
「でも、これからからぴちさんのところにらいんしなきゃ!」
「えー…遊びたいよぉ…」
目を潤ませるりもこんがあまりに可愛くて、okしてしまった。
さっきまで電話してたから、少しは遊んでやるかー!
「俺も…遊ぶ…」
しゅうとが不安そうに尋ねてくる。
「いいよ!あそぼ!」
りもこんが無邪気に走り回る。
「しゅうとが遊ぶなら…俺も… 」
おぉ、そう言う感じか…子供だからなんも感じないけど、これをあの年齢のかざねが言ってたら…
やめやめ!!変な妄想はよくねぇよな!うん!(ゴリ押し
まずは、なんも考えずにみんなで遊ぼう!それはいいよな!
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変なところできってごめんね!
次回、遊び編!
お楽しみに!
コメント
2件
わぁ小説相変わらず上手ですね!✨ いんく様の可愛さを最大限活かせる!!