17話です!
どぞ(`・ω・´)
【死んだのよ】
「、え?」
莉犬が、死んだ、。?
そ、そんなわけ、、
【あるのよw あんたの相棒様は、私の師匠であるななもり様に殺されたのよ!w】
「そ、そんな、そんな、、そんな!!!」
俺は、ゆっくり膝をついた。
そして涙を流す。
( もう終わりや、何もかも、莉犬がおらんかったら、誰がアカネにトドメをさすんや。)
無惨に零れ落ちていく涙。
その度に地面に薄い跡が、ついて行く。
【あぁ〜、莉犬なら、少しは楽しませてくれそうだけど、もうこの世にいないなら、仕方ないわよねぇ〜。ななもり様ったらトドメくらい
私にうたせてくださいっての!】
アカネはとても余裕そうな顔をしている。
そりゃ、そうだ、だって、残っている相手は
” ただの “人間である俺だけ。
全てを諦めそうになったその時。
、、、挫けそうになった時、助けが欲しくなっ
たら、このお守りを使って、、
、、!!
そうや!昨日莉犬からもらった、お守り!
挫けそうな時使ってって言ってたな。
今はこれに頼るしかない!
、、って言っても、俺だってその辺の神社で買ったお守りなんていっぱいあるし、助けてって
言って、助けてもらえるわけないし、
どうすれば、、
いや、でも今はとにかく、願うしかない。
どうか、俺を希望の光へとお導きください、!
どうか、アカネを殺して、さとちゃんの記憶を
取り戻してください、、!どうか、!
どうか、、!
【なに、?神頼みでもしてんのかしら?
そんなの意味ないに決まってるじゃないw
バカなの?w】
アカネの言葉を無視して、神に願う、
「 、どうか!俺に力を!!、」
そう言った瞬間、お守りから、とてつもなく輝く光が解き放たれた。
【、、ゥッ!、!?、何が起きたの、、?!】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
、、
ゆっくりと目を開く。
「、、ここ、は、、?」
見渡す限りどこまでも果てしなく続く白い空間
俺はその中で孤独にも一人。
よくわからない空間の中、一歩を踏み出そうとした、その時。
「、、私を呼んだのはお前だな、、?」
「、、っ!?」
ちょっと低めで優しそうな男の声がした、方向に瞬時に振り向く。
そこには、宙に浮いて、宙に杖を立てて立っている白い髭を生やしたお爺さんが一人
「、、だ、だれ、ですか、?」
「そんなこと言われなくてもわかるじゃろ?」
「、、神様ですか、、?」
「ふふっ、ご名答、私こそさっきお前が持っていたお守りの神様じゃ」
ま、まさか!俺の願いが届いたんか!?
俺は真っ先にお爺さんの方へ走り出した、
が、透き通ってしまい、俺は思いっきり転倒してしまった。
「っ、!!」
「私に触れれるわけなかろう?
そんなアホなことしとらんと、願いを言うのじゃ」
「、、!! 願いを叶えてくれるんか!?」
「あぁ、、あんなけ、深く願ってくれたからな
なんだか私も叶えてあげたくなったんじゃ」
、、めちゃ気まぐれな神様やな、、
「、、お前、今、失礼なこと考えたじゃろ?」
「いえいえ!とんでもない!!💦」
「、、おっ! そうじゃ、それと、願いを叶えるための条件が一つある」
「、、え!、そ、それは俺に可能なことですかね?」
「、、あぁ、、そうじゃな、
もしかしたらお前にしかできないことかもしれん、」
「、えっ?」
「大切な人のことを思う気持ち。
すなわち、お前さんでいう、さとちゃんっていう人間を自分の身が犠牲になっても助けたいという強い気持ち。それがわしに届けば良い」
「俺の、、さとちゃんを思う気持ち、、?」
、もちろん、やる、、と言いたいところだが、
一つ気になる点。
「俺の身が犠牲になる、、?」
「あぁ、お前さんの人生の10年間を私に捧げるのだ。」
「、、10年、、?」
人生10年捧げるて、悪魔のすることやん、
っと突っ込んでる暇はない。
そんなのやるに決まってるやん!
「、、もちろん!捧げます!」
「 じゃが注意点は、今捧げてから、
10年間分の力を貰うということじゃ
じゃから、お前はちょっといま17くらいじゃから目覚めた時は27歳になっておる、
それでもいいんじゃな?」
「、そ、そんくらい!おやすいごようや!」
「、、しかし、もう一つ欠点がある、」
「、、?」
「大切な人との記憶が消えてしまうことじゃ」
はい!17話終了です!
さぁ10年分の力を捧げてしまったジェルくんは
どうなるのか!
最後まで読んで頂きありがとうございました
ハートもぜひ!
では!
コメント
1件
え?大切な人って…さとちゃん?莉犬?るぅと?それとも全員? 続き楽しみ!((o(^∇^)o))