コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ーーーーーーーーーーー
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
n₎外が慌ただしい。何か起こったのだろうか。ロボロはそんなことを考えながら部屋の入口を見た。誰かきている。少し慌てた様子でミラを呼んだ。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
mb₎失礼致します、我々帝国からこちらが届いておりましたので、渡しに来ました!
.
.
.
mr₎ありがとう。…なにこれ、カセットテープ…?
.
.
.
mb₎だと思われます…、???様が無事であれば良いのですが…
.
.
.
mr₎わかった、確認しておくヨ。
.
mr₎君も仕事があるだろうし、下がって大丈夫だヨ
.
.
.
mb₎了解しました。それでは私はここで。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
mr₎ロボロさんも一緒に見まス?
.
.
.
rb₎えっ
.
.
.
.
n₎ロボロは唐突にそんなことを言われ、上手く反応することができなかった。
.
.
.
.
mr₎見ないなら俺一人で見ちゃいますけド。
.
.
.
rb₎あぁ〜…!!わかったわかった見るから!!
.
.
.
mr₎そーですカ(笑)。なら準備しちゃいますネ
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
n₎ミラはロボロの右前の地面に小型スクリーンをおいて座り込んだ。
.
.
.
rb₎俺の目の前座っちゃってええんか…?
.
.
.
mr₎別になんとモ…
.
.
.
rb₎俺に殺されるかもしれへんのに?
.
.
.
mr₎…w
.
.
.
n₎そして二人は、スクリーンに渡されたカセットテープの映像を流し始めた。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
ーーーーーーーーーーーーーーー
.
.
.
sha₎…あれ、これ映ってんのか?
.
sha₎あ〜〜幹部さんどもども。我々帝国のシャオロンで〜す。
.
.
.
.
n₎シャオロンと名乗る男はニっと笑った。何か企んでいるようだ。
.
.
.
sha₎唐突なんですけど〜…
.
sha₎そっちの国王、殺して貰えへん?
.
.
.
mr₎…は…?
.
.
.
n₎ミラは小声で呟いた。何が起きてるのか理解できないと言わんばかりに。
.
.
.
sha₎そらなんで?って思うよな〜(笑)
.
sha₎実はなんやけど、そっちの国王…
.
sha₎国民を“洗脳して操っている”みたいで。
.
sha₎みたいで、っていうか確定なんやけどな。
.
sha₎本当は俺らの国、柄悪なんてないんやで?
.
sha₎そっちの国王を止めるために色々やってるだけなんや。
.
sha₎まァ、検討してくれるとありがたいわ(笑)
.
sha₎それじゃあ俺はここで。
.
sha₎あとロボロお前はよ出て来いや
.
.
.
.
ーーーーーーーーーーーーーーー
.
.
.
.
mr₎国王様が…洗脳…?
.
.
.
.
n₎ミラは慌てて部屋奥の書物を取り出し、国王の詳細を読み漁ったり、我々帝国の嘘ではないかと我々帝国について調べ続けた。
.
.
.
.
rb₎シャオロン…もう言ってまうんか…いや、グルッペンの命令か?
.
.
.
n₎ミラはずっと何かを呟きながら書物で調べ物をしている。
.
.
.
rb₎なぁ…ミラ。
.
.
.
mr₎…ありえない。
.
mr₎ありえないありえないありえないありえないッッッ…!!
.
mr₎国王様は…いつも俺たちのために尽くしてくれてるのにッ…
.
.
.
.
n₎ミラは目元に涙をためている。書物をよく読むと、シャオロンが言った事が事実のように書物に記されているからだ。
.
.
.
.
rb₎すまんが、それが真実なんや。
.
rb₎“洗脳”なんて言って聞こえのいいようにしているが、本当はもっとエグいことばっかやで?
.
rb₎どうや?我々帝国に来て俺らと国王殺して、この国を守ろうや。
.
rb₎ここの王子はそれに気づいているらしいで。
.
rb₎まぁ…殺さなくても時間の問題やと思うけど。王子までそんな思考に染まるのも時間の問題やろうな。どーする?ミラ。
.
.
.
mr₎ちょっと考えさせて…
.
.
.
.
n₎ミラはそう呟き、部屋を出た。