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「っていうかりうらの心奪った奴誰だよぉ゙!!!」
「ないくんうるさい」
「りうらぁ゙〜!!!」
赤組歌ってみたの収録が終わった途端、声を荒げる、というか荒ぶるないくん。
何度も俺の名前を呼んで、泣きついてくる。
「ねぇ誰?!メンバー?それとも別の人?ねぇ゙!!」
桃色の瞳がだんだん潤んでいく。
ないくんがそんなに気にしている人。
俺が気になっている、というか好きな人。
それは、目の前で捨てられた犬の如く小さくなっている、ないくんだ。
先程から、りうらに好きな人がぁ、俺のりうらがぁ、なんて呻いてる。
いくら蔑んでも兄面はやめてくれないらしく、少しだけ苛立ちを覚える。
「じゃあ、ヒントだけ上げる」
そう言えば、目頭に涙を溜めた瞳と目が合う。
「ほんと!?!?」
かわいい、と思う心を悟られないようにいつもみたく素っ気なく接する。
「まず、抜けてるとこもあるけど、しっかりしてて頼りになるし、」
「う〜ん、……やっぱ、メンバー……?」
「年上のはずなのに、無邪気でかわいくて。」
「いや、でも、女の子……?年上……?」
うーんと呻きながら、考えているないくん。
君だよ、なんて言ったらどんな反応をするのかな。
「あと、今、りうらの目の前に居る」
「へっ、」
数秒固まり、やっと意味を理解したのか顔が林檎みたいに赤くなっていくないくん。
あ、ぇ、あ、とあ行を連呼し視線をずらしていく姿が愛おしくて。
さっきまでの元気はどうしたのって、意地悪したくなる。
「あ、あと、めちゃくちゃにしたいって思ってる。」
耳元で囁けば、さっきよりも顔を赤くさせるないくん。
「じゃありうらお先〜!」
そう言って収録室を後にした。
ないくんがりうらに墜ちてくれるまであと少しかな♡
・赤さん右耳ピアス(同性愛者匂わせ)
・気になってる子いる〜?(桃さんが傷ついちゃう系)
・僕は豚です(雌豚言わせたい)
・O.T.N.に触れるな゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙(モブ桃→赤桃)
※歌みたネタいっぱいあって嬉し。
※明日ライブ参戦します!最速で当たったのに5階席て……、運がいいのか、悪いのか……((