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生きてるだけで美しい
この6人美しい(?)
うちってこんなに涙腺ゆるかったっけ
物語は、春の転校から始まる。
えと、るな、のあ、3人は同じ中学校からの転校生。
前の学校でも仲良しだった3人は、新しい学校でもすぐに打ち解けた。
一方、じゃぱぱ、ゆあんくん、うりも、昔からの親友3人組。
いつも一緒にいる3人だったが、最近、それぞれ気になる女の子ができていた。
ある日、6人はひょんなことから知り合い、一緒に過ごすようになる。
えとは、ゆあんくんの冷静さの中に隠された優しさに気づき、
るなは、うりの明るさの中に秘められた真剣さに惹かれ、
のあは、じゃぱぱのリーダーシップと、時折見せる子供っぽさに心を奪われていく。
一方、じゃぱぱは、ミステリアスなのあに、
ゆあんくんは、元ヤn(だけど可愛い所があるえとに、
うりは、子供っぽいけど美しいるなに、それぞれ惹かれていく。
6人は、一緒に勉強したり、遊んだり、楽しい時間を過ごすうちに、それぞれの気持ちに気づき始める。
しかし、なかなか告白する勇気が出ない。
そんな中、3人は、それぞれの想いを打ち明け合う。
「…俺、のあさんのことが好きなんだ。」 (じゃぱぱ)
「…僕も、えとさんのことが好きだよ。」 (ゆあんくん)
「…俺も、るなさんのことが好きだ。」 (うり)
3人は、意を決して、それぞれの想いを伝えることを決意する。
そして、3人は、えと、るな、のあを、それぞれ屋上に呼び出した。
屋上には、少し緊張した面持ちの6人が集まった。
春の暖かな日差しが、6人を優しく包み込む。
まず、じゃぱぱが口を開いた。
「のあさん、初めて会った時から、君のことが気になってた。ミステリアスで、何を考えてるかわからないけど、それがすごく魅力的で…俺と、付き合ってください!」
のあは、少し驚いた表情を見せた後、微笑んだ。
「…私も、じゃぱぱのこと、嫌いじゃないよ。面白いし、一緒にいると楽しいし…よろしくね。」
次に、ゆあんくんが、少し照れながら口を開いた。
「えとさん、君のギャップは、すごい可愛くて綺麗だと思う。でも、それ以上に、君の優しさに惹かれた。一緒に、未来を歩んでいきたい。僕と、付き合ってください。」
えとは、嬉しそうな表情で、ゆあんくんを見つめた。
「…私も、ゆあんくんと一緒にいると、安心できる。それに、ゆあんくんといると、未来が明るく見えるんだ。よろしくね。」
最後に、うりが、少し緊張した面持ちで口を開いた。
「るなさん、かわいさは、本当にすごいと思う。でも、それ以上に、君の強さに憧れてる。俺は、るなさんを守れるような男になりたい。だから、俺と、付き合ってください!」
るなは、少し微笑みながら、うりに答えた。
「…うり、あなたは、いつも私を笑わせてくれる。それに、あなたは、私が弱い部分を隠さずに見せてくれる。だから、あなたと一緒にいたいと思った。よろしくね。」
3組のカップルが誕生した瞬間だった。