/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
注意⚠️
b.Lってハッシュタグに描いてあるけどこれb.L
じゃないやつになってます
b.Lじゃなくてもいいぜ⭐︎って人はみていってください
はざけんなこのやろー！！！！ってひとはブラウザバックおなしゃす
子供が1人遊んでいる。
3才ぐらいだろうか先ほどから頭の回りを飛んでいる蝶に興味を惹かれたようだった。
蝶はその少年の鼻にとまった。少年は驚いたように頭を振り蝶を飛ばす。蝶は笑ったように羽を広げて少年から飛び立つ。
少年の瞳には映った。何色もの色が、暗色も、鮮やかな色も全てが蝶の羽には映っていた。
まだ3年しか生きていない少年からしたらそれは何千色にも見えただろう。
飛び立たち、少年のそばからいなくなるその時ですら、それは綺麗だった。
少年は真っ白だった。よく言えば、何者にも染まれる、誰とも分かり合える。だが、悪く言えば、自分の色がなく、他の人に流されてしまう、どちらとも取れることだった。少年は色が欲しかった。あの蝶のように。何色もの色がのり、羽ばたけるその色が。少年は色を探した。
自分だけの色を。探して。探して。探して、いつしか少年は15才になっていた。
少年は、普通だった。平凡な15才だった。
はじめての高校生。
色はたくさん溢れていた。自分以外の人は。
少年はいつからか、人が一口喋るたびに色が見えるようになっていた。あ、あの人は水色だ。
あの人は黄色だなぁ。自分で色を吐こうとして映るものは白。白だけだった。白ですら自分の色と言われる程のものだったらよかったのに。
同じクラスになった人と仲良くなった。
黄色だった。
顔と名前を一致させるのに苦労した。
次の日に紫と仲良くなった。
あまり喋らないような人だと思った。
同じ日に緑と仲良くなった。
よく喋る人ではなしやすかった。
部活で、緑と紫。それに中学校の時にあった、赤色にもう一度あった。そう、彼はこんな赤色だった。
一年はあっというまだった。
同じクラスの水色となかよくなった。
とても、仲良くなった。放課後勉強をした後遊んだりした。
ーー実況グループを作るらしい。
参加することになった。
どういう方針で行くかをきめた。
名前を決めた。俺は、、、
色を、イメージカラーを決めた。
水色の彼がどんどん彼らにあう色をつけていった。
broooockはやっぱり俺が見えたみたいに赤色だ
シャークん、きっと彼の緑は他の誰にも持って
いない緑をもっている
スマイルのミステリアスな印象に似合うのはやっぱり紫だ
きりやんの誰にでも喋りかけられる元気な性格には黄色が似合う
水色の彼も、Nakamuも色がみえるのかな
Nakamu…水色のかれは、
「俺白色がいい！」
白、、色？
「Nakamu、、？白色ってどんな色かわかってる、、？」
「え、？」
Nakamuは驚いた顔をした
「えっと、雪とか、パンダの」「ちがう、色の説明をして欲しいんじゃない、」
「…」
「白色って真っ白だよ？なんの色もないよ？」
「誰にも好かれな」「そうかな？」
「ぇ」
「”俺、白色好きだけど”」
「！」
「白色さ、よく自分の色がないって思われがちだけどさ、白色って言う色がついてんじゃん」
「…他の色みたいに白色、個性ないよ」
「白色はさ、無個性なんかじゃないんだよ」
「…」
「説明するの難しいんだけどさ、」
そこからのNakamuの話はあまり覚えてはいない。きっと白色に対しての思いを語ってくれていたはずなのに
いつもなら全部逃さず聞いているのに
今回は、
今回だけは、
“俺、白色好きだけど”
その言葉で頭が埋め尽くされていた
その白色の話を終わらせたのはきりやんだった
「いや…Nakamuが白色が好きなことはわかったけどさ、俺はNakamuは水色だとおもうよ？」
「え」
「うん、僕もだってNakamu、水色に見えるもん」
「見えるって、？」
「その人の雰囲気」
雰囲気…
「水色、水色か、いいねそれ！俺水色にしよう！」
Nakamu、、水色の彼はやはり白じゃなくて
水色。うん、彼には水色が似合う
そして俺、『きんとき』のイメージカラー
少しだけ、少しだけ楽しみだ。
その人の雰囲気、彼は、彼らには俺がどんな色に見えたのだろう？
白、、、かな
それとも色なんてないのかな、、。
「きんときはね！俺絶対これだっていう色があるんだ！」
「！」
「青色！絶対青がいい！」
青、、あお、か、
「僕も、きんさんは青色がいいと思ってたんだぁ〜」
「まぁ、きんときコンプラ以外は爽やかだし
俺もそれがいいと思う」
「奇遇だな俺も思ってたところだ」
「スマイル五月蝿くね？？」
青色、青色かぁ、
そっか、俺にはこんな色があったのか、、
不思議と青色はまるで昔から俺の体に染みついていたようにしっくりと馴染んでいた
最後、みんなと帰る時Nakamuは俺に向かって
「白は透明じゃないよ」とわらいかけた
やっぱりNakamuは色が見えるんじゃないか
ここまで読んでもらってありがとうございます！！
15♡も前の作品でもらって調子乗って次のもあげちゃいますね((
こちらも他のサイトであげた再投稿となっております。
どうぞこれからも見に来てください。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ