「セリフ」=唯兎
『セリフ』=舞生
“セリフ”=千星マミー
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〈あらすじ〉
前回帰り道に舞生に告白した唯兎
返事はまだ。一体どーなっちゃうのー!!(? )
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
「……」
心臓がバクバクいってうるさい…すんげぇ頭に響く。この無言の間、緊張するんですけど。
『っ、えっと…』
「う、ん…」
『返事はまた後日、とかでいいだろうか…』
「あ、大丈夫、!全然…」
『本当か!すまない、じゃあ、また明日』((タッタッタッ…
「また、明日…」
………これ振られ確じゃね…?
「ッ…う、ッく…ぐす、ッ(泣」
どうしよう、これで今までの関係が崩れたら
どうしよう、どうしよう…涙止まんない…
「…ただいま」((ガチャッ
“おかえり〜…元気なくない?”
「っ〜〜…それがさぁっ…!(泣」
“え゛ッ、嘘、何があったのよ、アンタが泣くなんて”
「う、ッうっ…ミスったぁ…(泣」
“話聞くからリビング来な”
「ん…」
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
「…ってかんじで…」
“は〜〜〜大したもんだね。…まずは、”
あ〜〜… 母さんが’まず’って言ったらもう文句確定だよ…
“アンタは頑張ったよ”((ポンッ
「え…」
“それと返事されたわけじゃないんでしょ?”
「ま、まぁ…」
“それ、振られてねぇから”
「は、え??」
“だってそれほど返事を真剣に考えてくれてるんだろ?大切にされてるじゃん。アンタ”
「た、しかに…」
“それと、その相手への告白にそんな感情的になれんだろ?唯兎も相手のことめっちゃ好きなんだよ”
「うん、嫌いなわけない」
“だろぉ?明日は恐がらずにちゃんと学校行くんだぞ、ここで休んだらダメだ、絶対に”
「は、はい…」
“返事が弱々しいぞ!!それが唯兎か!?”
「明日、頑張って行きます!!」
“よろしい。さ、飯食おうぜ〜腹減った!”
「…俺も!!」
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明日…やっぱりちょっとこわいけど、母さんが励ましてくれたし…頑張るか!!
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