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あべさく
_ 花魁道中 _
色めき経つ町に「 一輪の花 が 通る 。」
花魁道中 。
それは 目 を 疑うほど 美しかった 。
綺麗 な 着物 に 美しい顔 この時代には 見ない
桃色の髪
どこを とっても 美しく
音色に合わせて 歩む その姿は まるで
一輪の花 の ような 。
そこらの 花魁とは 違う 。
気づいたら 僕は 毎日
その人 の 店へ 足 を 運んでいた 。
佐: っ !! 今日 も 来てくれたのかい ? (( 微 笑
阿:はい … もう 毎日 会いたくて …
佐: … そうかい … ありがとう 。
佐: … 阿部 の 旦那 、実は わっち お偉いさんに
佐: 買われる ことに なったんでござんす 。
阿: え 、いつ っ 、!?
佐: 昨日 いきなり 決まっちまってね … (( 苦 笑
阿: そ” っ 、な …
佐: っ” … 俺” っ … い”きたく”ない” っ … (( 泣
阿: どうにか 逃げれないかな っ 、!?
佐: 無理だよ っ … だって
佐: この 綺麗で 何重にも重ねた 衣 や
佐: 厚い 履物 だって 逃げれないように する為の
佐: 飾りだから … っ 。
佐: もう っ 、逃げられないの … っ (( 泣
阿: 諦めちゃだめだよ っ … なんか 案は っ …
佐: 亮平さん 、最後 に 俺を 抱いてくれる ?
(( 泣 笑
阿: っ” …… は”い っ 、(( 泣 笑
花魁 を 飾る物 は 花魁 を 封じる 物 。
👋
コメント
31件
天才だな🫵🏻🫵🏻
時間差コメごめん💦 好きすぎた…💞 ほんとに花魁もの読みたくて、しきが書いてくれて感謝すぎる🥲
結ばれますよーに、!