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描きたくなったから書く。アヌビス視点
⚠地雷逃げて!アンチお断り。反応の違いを描きたかっただけ。主=茨木童子
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「なぁ茨木童子〜。俺ってそんなに反応違うか?」
そう聞いた理由は、ユウマとカゲチヨに言われたこの一言だ。カレコレ屋と黒神心霊相談所で遊ぶらしいので、おれと茨木童子もついて行った。その時に、
「アヌビスって、茨木童子と他のやつに対して、かなり反応違うよな」と言われたのだ。
そんなに反応が違うものだろうか。確かに、茨木童子に対しては甘い自覚はある。だが、そこまでは差が無いはずだ。だが、他の奴らは同調していた。何故だろうか?
「あまり反応は違わぬと思うがな…」と茨木童子が言う。そうだよな。そんなに違わないよな。なぜそんな事を言われたのか、と気になり、三途川ハカに聞いてみる。
「俺ってそんなに反応違うか? 」
そう聞くと、「え、自覚なしですか…」
と言われる。「自覚?少しだけ茨木童子に対して反応違うだけだろ」と返すと、黒神ミレイが、「あちゃ〜自覚なしか〜」と少し面白がって口にする。「アヌビスくん、いーちゃんが居ない時は目にハイライト入ってないのに、いーちゃんが来ると、途端に目に光がともるんだもん。ほら、例えばこれとかさ。」
そこには、俺がカレコレ屋公式のTiktokに、質問を受けて(自己紹介して欲しいと頼まれて)撮られた動画があった。
「この動画ではいーちゃん居ないでしょ?でも、ほら!」
まぁ確かに、俺がTiktokに撮られたのは茨木童子がいない時だ。その動画には、見るからに不機嫌そうな俺が映っていた。
「はい、いーちゃんが来た時。」
茨木童子が来た時所までとってある、同じ動画を見せられる。インタビューが終わったあと、茨木童子が来て、ジュースが少しかかった俺の服を拭いてくれている。
「普段だったら、アヌビスくんはそんな姿見たやつ殺してるでしょ?でもほら。見てよ。」
動画内で茨木童子が来た瞬間、俺の目の光が灯っていた。
「…ほんとだ」
「え、本当に気づいてなかったのか…」とユウマが言う。茨木童子は、顔が少し赤くなっている。嬉しいのか照れてるのか分からないが、どっちでも可愛いので良しとしよう。
茨木童子が、「アヌビス…余がそんなに好きか?」と煽るようなことを言うので、牽制も含めて皆の前で触れるだけのキスをした。ハカとかミレイは驚いてて、ユウマは…死にかけてる?
「好きに決まってんだろ?」
そう言うと、茨木童子の顔が更に赤みを増す。茨木童子が大切な存在だと、改めて感じさせられた出来事だった。