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3 - 第3話 行き過ぎてしまった冗談。(guest1337 x chance)

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2025年07月18日

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注意

これはguest1337 x chanceです。地雷の方はブラウザバックを推奨致します。少し暴力表現を含んでおります、苦手な方もブラウザバックを推奨致します!!また、前回の話とは関係しておりませんのでご注意ください。それでもよいならば、どうぞ!!










???「chance。」


低い声で背後から自分の名前を呼ばれる。背筋がゾクッとした。なぜなら俺は、この声の正体であろう人から逃げていたのだから。恐怖から後ろを振り向けず、その場で硬直することしかできなかった。そうすると、


guest1337「こっちを向け。逃げるな。」


肩をつかまれ、無理矢理後ろに振り向かせられる。そうすると声の正体は予想通りguest1337であった。なぜ俺が逃げてるかって?それは遡ること1時間前…。



俺がいつものようにguest1337をからかおうと思っていた。どうやってからかおうかなー、と考えてると、あることを思い出した。


それは、guest1337が落とした写真だった。そこには、美しい女性と女の子、そしてguest1337らしき人がうつっていた。


そこで、俺は思ったのだ。『guest1337には妻と娘がいるのではないか』と。


そして、もし俺と同じようにいつの間にかここにテレポートしていたのだとしたら、guest1337は悲しんでるだろうし、だから良い反応見せてくれんじゃね?と思ったのだ。


そこで俺の良心が、やめようよ。さすがにかわいそう、そういった。俺はハッとし、やめようかと思ったが、俺の悪心がアイツいつも無表情だし、良い反応見せてくれそうだし別によくね?俺はその悪魔の囁きに従ってしまったのだ、そして俺はguest1337の元へ向かった。


chance「おいguest1337~」


guest1337はこっちを向かず、読んでいる本に視線を向けたまま、「なんだ。」と返事をした。たしかコイツ軍人だっけ、??なんかちょっと威圧感あるなー、そう思いながら俺はさっき思い付いたことを実行した。


chance「お前って妻と娘いんの?」


そういった瞬間、guest1337はすごいスピードでこっちを振り向いた。やっぱり良い反応が期待できるな、と内心ニヤけていた。そうするとguest1337は訪ねる。


guest1337「…どこで知った。」


無表情だが焦っているような声だ。


chance「お前が落とした写真さ、妻と娘らしき人とお前がうつってたからだよ。」


俺は正直にそう答えた。すると、guest1337はものすごいスピードで俺の首をつかみ、低い声でいった。


guest1337「勝手に見たのか?」


いつもなら手は出さずにとっくに呆れたり怒ったりしているはずのguest1337なのだが、今回は違うようだ。俺は、いってはいけないことをいってしまったのかもしれない。だが俺は怯まずにいった。


chance「そうだぜ?なんか悪いかy」


そういいきる前につかんでいた腕の力が強くなり、首が軽く絞められる。


このままじゃ殺される、そう本能的に感じた俺は、つかまれていた腕をなんとか振り払い、逃げた。



というわけで、俺は追いかけられ、今捕まっているのだ。


guest1337「なに考え事してるんだ。」


色々と時間を脳内で遡っていたら、急にそう言われた。


chance「はぁ?別に俺がなに考えてたって、俺の勝手だろ?」


俺はそういった。そうするとguest1337の表情がさっきまで無表情だったのが、少し怒っているかのような表情へと変わる。


やばい。そう思ってももう遅く、俺はguest1337に腕をつかまれる。


guest1337「それで、さっきの話だが。勝手に見たんだな?」


chance「そうだぞ。」


guest1337「謝れ。」


chance「は?」


唐突に謝れ、といわれた。本当はここで謝ったほうがよかったのだろうが、俺は急に謝れといわれたのが少しイラッとして、


chance「は?なんで謝んなきゃいけねぇんだよ、落としたguest1337が悪いだろ!!」


そういってしまったのだ。 そうすると、


chance「っ!?いだっ、!!」


guest1337が俺を殴った。俺は突然の出来事に倒れてしまった。guest1337は倒れた俺を見下しながらこういった。


guest1337「なら謝るまで殴り続けるまでだ。 」

そんなことをしてまで謝ってほしいのかよと俺は感じた。

guest1337は言った通り俺を殴り続けた。いつの間にか俺の体は赤いところだらけになっていた。


chance「いだっ、い”だいッ!!や”めッ、やめでくれ!!」


guest1337「…なら謝れ。」


俺は涙目になりながらやめろといった。そうすると謝れと言われたのだ、本当にコイツは謝ってほしい、それだけの目的で俺のことを殴っているのか、と改めて感じさせられる。


chance「っ…ごめん”なさいっ、、」


さすがに耐えられなかった俺は、半分泣きながら謝った。そうするとguest1337は殴るのをピタッとやめて、どこかへいってしまった。


俺は置き去りかよ、と思いながらも痛みでその場から動くことができずにただ座り込んでいた。


そこから少したつとelliotが走ってきた。これが救世主と言うものか、そう感じながら俺は痛みに耐えて立ち上がり、ふらつく足でelliotのもとへ向かう。


elliot「chanceさん、!どうしたんですか、」


chance「ちょっと、な。」


さすがにguest1337に殴られた、何て言えずキラーに追いかけられていたということにした。


治療してくれているelliotに俺は訪ねる。


chance「そういえば、なんでここがわかったんだ?」


elliot「guest1337さんが教えてくれたんです、chanceが怪我してるから治療してやってくれって、」


俺は驚きながらも納得した。だからどこかへいったのか、と。


治療し終わり、elliotにありがとうといったあと、俺はその場をあとにし、guest1337の元へ向かった。


guest1337は何事もなかったかのようにまた本を読んでいた。俺はさっきのこともあり、内心怖いなと思いながらguest1337に気づかれないようにその場からはなれようと思ったのだが運悪く気づかれてしまった。


guest1337は何も言わず、ただ俺を見つめていた。


chance「よ、ようguest1337!」


そう話しかけたがguest1337は本をしまい、立ち去ってしまった。だが、俺は聞き逃さなかった。


立ち去る前に、guest1337が小声で、


guest1337「…すまなかった。」


と謝っているのを。

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