⚠️注意書きは1話目をご覧ください。
第4話
橙「なあ、青今から散歩行こーや」
青「今から!?」
橙「いいやん、夜の散歩!何?青さんは大事な大事な恋人と散歩に行きたくないんですかー!?」
青「はいはい、行きたいよwじゃあ行こっか!」
夜風に当たって夏の虫の声を聞きながら二人一緒に歩いて行く。
このまま時間がとまればええのにな…
なんて少女漫画みたいやなw
橙の歩くスピードに合わせて歩いてくれる青が好きだ。でも、もう青は何か気づいているのかもな、
ベンチに座ってゆっくりと穏やかに過ぎていく時間を感じながら、二人空を見上げる。
こいつには幸せでいてほしいな、心からそう思う。
自分の病気のことを未だに受け入れられなくても隣にいる青の幸せは心から願える。橙もまだ捨てたもんじゃないんだろうけど、
青「ねえ、橙見て!月が綺麗だよ!」
ふざけているのか、真剣なのか、はたまた気づいてないのか。
本当にこういうところが…、
あ゛あ ー 、なんか考えてたらむしゃくしゃしてきた!
こうなったら橙も!
橙「橙は…しゃ、青になら…………。…しんでも…ッ(頬赤)」
青「……?…あぁ!」
「ふふw恥ずかしくて最後まで言えない?」
橙「そんなんやないしッ!てかなんで青がそんなの知ってるん!?」
橙に死んでもいいなんて言う資格はきっと無いんだろう。
本当は…、青になら、、……いいんやどな。
これが、最後でありますように。
あと、一週間__。
次回へー!
コメント
7件
コメできなくてごめんー! 神作すぎて泣く…ありがとうぅ、すずちゃあぁん(´;ω;`)