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ビクリと身体を震わせた私、

ゾクリとするほど妖艶な笑みを浮かべる皐月、

しばらくの沈黙が続く。


ピンポンパンポーン

間もなく入学式を始めます。

参加する生徒は、体育館へ集まりなさい。



良かった。この気まずい空気から抜け出せる。

と、思い、私は体育館へと歩を進める。すると、


ギュッと腕を掴まれた。


皐月「ッ待ってよ………

置いてくなんて、酷いよ、?」

と、皐月がやや上目遣い気味で、言葉を放った。


菖蒲「ッ!?」


私はとても驚いた、彼女が、涙目で、赤面である事に気づいて、先程の余裕の表情とは、全く違かったのだ。


菖蒲「…….なら、一緒に行きますか? 」

言ってみた。どうなるかは分からないが、反応が楽しみだった。

皐月「ッ!いいのッ?」

皐月の顔が、パァァッと明るくなった。

意外な顔で驚いた。


菖蒲「………いいけどッ?」


皐月「本当に!?」


菖蒲「本当によ….. 」


皐月「ありがとうっ!嬉しい!」


菖蒲「ッ……..//」

また、さっきと違う表情、やはりギャップがあって、驚いてしまう。


皐月「行こっ!菖蒲っ! 」

………あれ、私名前伝えていたっけ、

菖蒲「あの、私名前教えてないですよ、?

何故知っているのですか? 」

皐月「へ?だって名札が制服に着いているから 」

…….そういえばそうだった、忘れていた

 

皐月「もーっ!菖蒲っそんな事より早く行くよっ!!」

菖蒲「はい、 」

皐月が、私の手を取り駆け出して居た、

私もそれに着いて行った。


花弁が散ってしまう前に、

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