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ー kr side ー
kr「……ぶるーく、?」
ぶるーくは、俺達に「もう寝る」と言って
会議室を出て行った
その時、俺は聞こえたんだ
「辛い」って、そう言ったんだ
笑顔だった彼から出た言葉は、切実なもので
でも、ぶるーくからその言葉を聞くのは初めてだった
kr「……」
kn「きりやんも寝る?」
kr「あー、うん….!そうする」
kr「じゃ、おやすみ」
シャークんと、スマイルも会議室から出て
寝に行った
きんときは、まだやることがあるらしい
kr「はぁ……寝れねぇー….」
俺は体を起こして、机に向かう
ノートを開き、なかむがプレゼントしてくれた万年筆を持つ
kr「….何から書こう」
最近始めた日記、今日あったことが多すぎて
何から書けばいいかわからない
kr「なかむのこと…..」
なかむがあんなになるまで、俺達に言わず
我慢してたと考えると、相当辛かったと思う
「なんで俺達を頼ってくれなかったんだ」
そう思ってしまう自分がいる
でも…この想いでさえも、彼を傷つけてしまうかもしれない
kr「……難しいなぁ、」
kr「人の気持ちも、本人が言わなきゃわかんないし」
それは、嘘かもしれないし
人間って、本当に難しい