※注意※
この小説は、純度100%の私の妄想で出来たnmmnです。ご本人様には一切関係ありません。
ご本人様はもちろん、その周辺の方々やnmmnが苦手な方の目にも入らないよう、配慮をお願いします。
私の癖を詰め込んだので、誰かの地雷の上で踊り狂っているかもしれません。それぞれで自衛をするようにしてください。
読後の誹謗中傷等は受け付けておりません。チクチク言葉が届くと泣きます。
その他、微BL要素(🍥×🟦🧣)あります。
「なぁ、腹触らせてくれない?」
隣に座ってテレビを見ていたなるせが、突拍子もなくそう言った。
「……下心?」
「違うが!?」
思わず転がり出た言葉に、なるせが食い気味にツッコむ。相変わらずの反射神経に、少し尊敬する。
そんなことより、腹触らせて欲しい、だ?急に頭でもおかしくなってしまったのだろうか。
なるせは普段から下心満載なわけではないし、普通に触りたかっただけなのかもしれないが、急に言われたら流石に疑ってしまう。まぁ、この一瞬で目覚めただけかもしれないけど……。
「お腹触りたいの?」
「そう。らっだぁって肌白いし、なんかもちもちしてそうだし……」
「はぁー?太ってるとでも??」
「違う違う!例えですやん!!」
「ふーん……」
もちもちしてそうってなんなんだ……?
ほっぺが柔らかいと言われたことはあるが、お腹は家族以外に触らせる機会なんてないから分からない。そもそも、お腹がもちもちしてるは褒め言葉なのかも怪しいしな。
かと言って、特に断る理由もない。俺は服をめくってみせた。
「はい、どーぞ」
「え、いいんだ。嫌がるかと思ってた」
「別にいいけど……早くしないとしまっちゃうよ」
「はいはい、じゃあちょっと失礼して……」
こわごわと、なるせの手が腹に触れる。その瞬間、電流のように体に寒気が走り、反射的になるせを蹴飛ばした。
「オォイ、手ぇ冷たいって!!」
「すまんやん……でも、だからって蹴ることねぇだろ!? 」
「いーや、お前が悪いねこれは。大人しく蹴られとけ」
「いで、ちょ、ちゃんと温めるから!!」
ぶつくさ言いながらも、なるせは自分の息で手を温め始める。なんだかんだちゃんとやってくれるんだ、と少し見直した。
「じゃ、触りますよー」
「はよしろ」
さっきより自然に、なるせは手を伸ばした。まだ冷たいが、まぁマシではある。
突いたり、撫でたり。少しくすぐったいし、なんだかさっきから手の動きがよそよそしい。
「ちょ、クソやりにくい。ここおいで」
「えぇ……別にいいじゃん触りにくくて」
「俺がイヤだから、早く」
そう促され、なるせの足の間に座る。
恥ずかしくて、少し俯く。まったく、なんで俺がこんなこそばゆい思いをしなくちゃならないんだ……。
次は脇の下から手が伸びて、遠慮なく腹を撫で始める。意外と優しいな、と思った矢先、軽く肉を摘みだした。
「何をしてんの??」
「もちもちしてんの。思ったより痩せてんね、もっと飯食え」
「余計なお世話。……早く済ませてよ」
「分かってる分かってる……」
別に、イヤなわけじゃないけど……なんだか不思議な気分だ。胸の奥がモヤモヤするというか、ぞわぞわするっていうか……でも、本当にイヤじゃない。
俺は、ちょっと突くぐらいだと思ってたのにな。撫でられるし揉まれるし、しまいにはこんな体勢にまでなって……俺は一体何をされてるんだろう。
するする指が走るたびに、何とも言えない感覚が背筋を駆け巡った。身を捩らせると、足で押さえつけられる。どうにかしてこの感覚を逃がそうと、捲った服をぎゅっと握りしめた。
「ん、ちょッ、」
「どーしたの。気持ちよくなっちゃった?お前撫でられんの好きだもんね」
「はぁー、?違いますが??」
「強がるねぇ、んならこっちも考えがあるぜ」
そう自慢げに言ったなるせに、突然横腹をくすぐられる。完全に無防備な体勢だったこともあり上手く抵抗出来ず、出来たことといえばなるせの腕に手を添えることぐらいだった。
「ヴッ!?ちょお、やぇ゙、て、んははっ!」
「オルァ!どーだ、まいったか!!」
「反則だろそれはッ!」
ジタバタ暴れて、なんとか手から逃れる。後には、少し残念そうに眉尻を下げるなるせだけが残った。
ぐちゃぐちゃに乱れた服を直しながら、なるせを軽く睨みつける。途端に申し訳なさそうに目を泳がせ始めるなるせに、思わずため息が漏れる。
「マジなんなん……?意味分からんて」
「ごめんやん、許して?」
「いーや、絶対許さん。しばらく接触禁止」
「はぁ!?ガチで お願い、許してくれ〜」
「無理でーす」
情けなく懇願してくるなるせを一蹴する。隣ですんすんとすすり泣くような声が聞こえるが、どうせ泣き真似だろう。気にせず、テレビに目を向け続けた。
くすぐりがなければよかったのに……最後に余計なことしちゃったな、なるせ。
だいぶ変えましたが、今回のネタです。
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