🟦🧣右nmmn

※注意※

この小説は、純度100%の私の妄想で出来たnmmnです。ご本人様には一切関係ありません。

ご本人様はもちろん、その周辺の方々やnmmnが苦手な方の目にも入らないよう、配慮をお願いします。

私の癖を詰め込んだので、誰かの地雷の上で踊り狂っているかもしれません。それぞれで自衛をするようにしてください。

読後の誹謗中傷等は受け付けておりません。チクチク言葉が届くと泣きます。

その他、微BL要素(🌵×🟦🧣)あります。🍤さんも出てきます。

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レンズ越しの夕焼けに、額に手を翳して目を細める。一緒に遊んでいたぺいんとも、隣で眩しそうに目を瞑る。

「あー、眩し。もうこんな時間か」

「こっから遊ぶとことか無いよなぁ」

「時間もないしな」

久しぶりにリアルで会って遊んでみたら、あっという間に時間が過ぎてしまった。ネットでは気軽に話せるから楽だが、やっぱり直接会ったほうがレスポンスが早くていいな。

今は何時ぐらいだろう、帰りの電車は何時のものにしようか。色々考えながら、一旦スマホを取り出した。

「ん？」

「あ、なんか落ちたぞ」

上着のポケットから、ころんと何かが転がり出る。アスファルトに落ちたそれを、ぺいんとが興味深そうに拾い上げた。

「……なにこれ、飴？」

ぺいんとの手の上に、小さな喉飴が一粒。薄緑の包装はかなりくしゃくしゃになっていて、少し古くなっているように見える。

それを見た瞬間、愛しのあの人が目に浮かんだ。

『ぐちつぼ、声掠れてるよ。マシになるかもしれんし、これ食べとけ』

自分も一粒口に入れながら、俺に飴を差し出すらっだぁ。花粉で喉がイカれたとき、ありがたく貰った飴ちゃんだ。

軽く忘れかけていたが、ここで思い出せてよかった。夏場まで放置してたら、大惨事になるところだった。もし、ポケットの中で飴がドロドロになってしまったら……考えただけでイヤになる。

「あー、前に貰ったやつだわ。拾ってくれてありがとな」

「早く食べろよ、あんまり置いてると溶けちゃうだろ」

「わーってるよ」

適当にそう言って、飴を手の中にしまい込む。多分、これを口にするのはもう少し後になるだろう。

たかが一粒、されど一粒。アイツはついで程度のことだったのだろうが、俺にとってらっだぁがくれたものはなんでも宝物なのだ。もったいなくて、ダメになるギリギリまで食べられる自信がない。

それに、こうやって持ち歩いてたら、いつでもらっだぁの存在を感じられるしな。可愛い可愛い恋人を思い出すと、勝手に口角が上がる。

「なにニヤニヤしてんの？キモいんだけど……」

「してませんけどね別に？？失礼すぎるだろ」

「その顔は、惚気か？やめろよお前、アイツのこと話しだしたら長いんだから」

ぺいんとは顔を顰め、小さくため息をついた。長くなるなんて失礼な、自慢したくなっちゃうぐらい可愛いアイツが悪い。

「いい時間だし、そろそろ解散しよっか。お前の彼女が怒っちゃうんじゃない？」

「あー、まぁな」

「うーわー、リア充！爆発しろー！！」

騒ぐだけ騒いで、ぺいんとは元気いっぱいに手を振って帰っていった。

結構前だった気もするが、ぺいんとも気になる人がいると言ってたな。意外といいヤツだし、とっとと結ばれちまえばいいのに。そしたら、俺の惚気話が長くなる理由も分かるだろう。

そんな事を考えていたら、軽快な着信音と共にスマホが鳴り出した。電話の相手は、らっだぁだった。

『あ、もしもし〜？ごめんね、遊んでる時に』

『いや、いいよ。今から帰るし』

『ほんと？ならよかった。まったく、可愛い彼女を1人にしてんだから、なんかお土産持って帰ったほうがいいんじゃない？』

『はぁー？お土産？？お前もここらへんよく来るだろ』

『いーじゃん別にぃ。あと、普通に牛乳買ってきて。切らしちゃったんだよね』

『……はぁい』

思わず不満げにそう言うと、らっだぁは電話の向こうで鈴を転がすように可愛らしく笑った。

『んふ、早く帰ってきてね？待ってるよ』

甘えた声が届くと共に、バイバイも言わずにらっだぁは電話を切った。 照れちゃったのかな、と思うと、どうしようもなく愛らしくて口角がこぼれ落ちそうだ。

俺は、手のひらの飴を見つめた。あんな可愛い子から貰ったのだ、小さなものでも誇らしい。

ぎゅっと握りしめて、次の電車の時間を確認する。出来るだけ早く帰ってやろう、それからたくさん甘やかそう。

俺は、小さな贈り物を大切にポケットにしまい込んだ。

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ついに2000文字を下回ってしまった……。

最近はスカスカの短編しか投稿してませんね。テラーに来たら書こうと思ってたネタを書き尽くしちゃったから、中々書き出すのが難しくなってきました。

よければネタのリクエストくださいな。