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Riri
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k→桐山
s→鈴木
k「はぁー、」
今日も同じ。パソコンの画面越しにあるカウントダウンを見つめる。そして、この少し時間が経てば……
s「お待たせしましたー?」
k「うわ!?」
コンビニ袋を片手に、ここに来る謎の人物
「鈴木ちゃん」が来た。
……いつも急に来るから、毎回びっくりするのもお馴染みである。
気がつけば、2人で雑談を長今時間もしていた。
s「いや、真相が急遽延期になるとは…驚きですよね。」
k「そう!そうなんだよ。普通に声出たもんね。」
s「結構桐山さん声出てましたよね!」
…このなんとも言えない雰囲気だけど、俺はここ最近鈴木ちゃんに対して凄い気になる事がある。
鈴木ちゃんの下の名前ってなんだ?
簡単な話かも知れないけど、実は鈴木から下の名前を聞いた事がない。
初めて会った時に自己紹介をした。でもその時も鈴木です!としか言っていなくて…だから今凄い気になっているんだ。
k「…ねぇ、鈴木ちゃん」
s「はい?なんですか?」
k「気になったんだけど…鈴木ちゃんの下の名前ってなんていうの?」
s「僕の…下の名前、ですか?」
k「そういえば、知らないなーって」
s「あー……」
そうしたら、なぜか気まずそうな苦笑いを綺麗に向けてくる鈴木ちゃん。
あれ、俺なんかやっちゃいました?
s「…いいですね。教えましょうか?」
k「…え。今までちょっと気使ってたけど、逆に教えてくれても良いの!?」
s「ただ、少し分かりにくい所もあると思いますけどね」
k「それは、全然いいよ!」
意外にすんなり教えてくれるそうだ。
え、俺の気遣いはなんだったんだろうか?
s「……正直に言うと、僕は下の名前がありません。」
k「…え?それって、どういう??」
s「実は昔に、改名した事があるんです。前の名前から鈴木に。」
k「改…名?鈴木ちゃんが?名前を変えるって漫画とかでしか見たことないけど」
s「本当ですよ。事情があって、必ず改名をしなければいけなかったんです。」
k「そうなんだ…」
下の名前は今は無い、考えてないって事らしい。答えがまさかの無いで驚いた。
そして、必ず改名しないといけなかった。
必ずって言うぐらいの名前だったのか?
気になる部分はあるけど、鈴木ちゃんが何か悲痛な表情を浮かべているから聞かない事にした。
k「…じゃあ失礼だけど、一般的な?名字にしなくてもよかったと思うんだけど…」
s「一般的?どういうことですか?」
k「ほら、高橋とか田中とかって名字の人地味に結構いるじゃん!だから鈴木じゃなくてもかっこいい名字でもよかったんじゃ無いかなーって思って。」
s「あー、そういうことですか!でも確かに、もっとかっこいい名字でもよかったかも知れないですね。…でも」
k「でも? 」
s「僕の名字、鈴木には大切な理由があるんです」
k「鈴木っていう名字に理由があるの?」
s「ちょっと、お恥ずかしい話なんですけどね、」
k「え、鈴木ちゃん教えてよ!」
s「……亡くなってしまったけど…僕の大切な友達に、凛っていう漢字が名前に入っている女の子がいたんです。」
k「…凛々しい姿とかの凛?」
s「そうです。それで”鈴の音は凛と鳴る”じゃないですか?しかも、鈴は音読みでりんとも読むので、凛と少し繋がっているなと思って鈴木にしたんです」
k「……」
s「なんかこれが理由って絶妙に気持ち悪いですよね?」
k「そんなことないよ!鈴木ちゃん。俺的にはその理由めっちゃ良いと思う!」
s「そうですか?ありがとうございます…」
k「めっちゃ照れてるじゃん笑」
s「照れてないですよ!」
k「〜〜〜?」
s「〜〜〜。」
k「〜〜〜!」
こんな感じで、少し想定外のことが起きても鈴木ちゃんと雑談をしながら飲み明かして(仕事中だけど)楽しんでます。時には知らないことも知れるから嬉しいです!
コメント
1件
うわああああ第4話も泣かせに来た〜〜!!😭💕💕 鈴木ちゃんの下の名前がないって話、まさかの改名エピソードだったんだね…!でも「鈴の音は凛と鳴る」って理由、めっちゃ美しすぎるよ…亡くなった友達の凛ちゃんへの想いが鈴木っていう名字に込められてるの、尊すぎて胸がぎゅーってなった…🥺💖 桐山くんが「そんなことないよ!」って否定するところ、優しすぎて推せる!!あと照れてる鈴木ちゃん可愛すぎん?この2人の空気感、もっと見たいよ〜〜!!次話も楽しみにしてるね🌸✨