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BLの太敦ですね。キャラ崩壊ありです。夏祭りです。多分？それじゃワンクッション
「太宰さん、夏祭りにいきませんか？」
「え？」
夏の後半頃、敦君から夏祭りに誘われた。いつもより積極的な敦のその言葉についつい驚いてしまった。好きな子に誘われるのがこんなにも嬉しい事だったんだな、そう考えて私は思わず笑ってしまった。
「あの、迷惑でしたか？」
しばらく喋らない私を見て不安になったのか泣きそうな顔で敦君は言った。私は慌てて否定した。
「そんなことないよ！」
「本当ですか！約束ですよ？」
返事をもらえたことが嬉しいのかはしゃいでいる、可愛い。でも表面上ではあくまで平常心を装う。だけど、心の中ではまだ嬉しいという気持ちでいっぱいだ。心臓がうるさい。でも、私達は同性。叶う事はないだろう。どうせ叶わないのならばこの鼓動がせめて敦君に聞こえないといいな、
「7時35分頃に〇〇神社で見せたいものがあるのでそこ集合がいいんですが、駄目ですか？」
「いや、大丈夫だよ」
「それではまた〇〇神社で！」
敦君はそう言うと小走りで帰っていった。私も準備しないとなぁ着物ってあったかな？まあ見るだけ見ようかな、そうして私はゆっくりと喫茶うずまきをあとにした、もちろん今回もつけにしてもらった。
「やっぱりかぁ、」
案の定、着物はなかった。着物がないなら服装はどうしようかな。、、、あれ？さっきはなかったのに。いつのまにか着物が？まぁいいや
