※誤字脱字を見つけたので修正しました。すみません
傘を受け取った後、悔しさと強がりで指さずに鞄の中にしまって走って帰った。
体に当たる雨がいちいち冷たくて
うるさかった。
🎸「ふゎあッ!!ッ」
ズズーッとティッシュで鼻を噛む音が教室に響く。
幸い朝早いためまだ人はそこまでいない。
数人の視線が物凄く痛いがそんなことどうでもいい。
見事に昨日の雨で風邪をひいたみたい。
一生鼻水が出てくる。
あの雨で熱が出ないのが不思議だけどね
鞄の中から昨日貸して貰った傘を取り出す。
ヒロくんが来たら渡してもらう予定だ。
本当はヒロくんともう関わりたくなかった、俺の勝手なことだけど、
恋をしたのが初めてで、初めてで失恋して、思ったよりもダメージが大きかった。
これ以上傷つくのが嫌、結局は自分が可愛いだけだなとこんな俺が嫌いになる。
🐑「おはよーございます……」
きちんと挨拶して教室に入るヒロくん。
は?偉、やっぱ好き。
🐑「うりさんおはよう!朝早いねw」
🎸「おはよ、これありがと」
会話を早く終わらすためにすぐに傘を差し出す。
🐑「俺が貸したわけじゃないけどねwあ、そーいやなおきりさんがうりさんと話したいって言ってたから行こうよ!」
🎸「あ、えっと、ヒロくんから返して貰えれば………」
🐑「クラス近いからすくだよ!行こ行こ!」
そんな可愛い笑顔で言われたら断れないじゃん…
俺はヒロくんの笑顔に折れて大人しくヒロくんの横を歩く。
ヒロくんが可愛すぎてくしゃみ出た、(?)
🐑「うりさん風邪?w」
🎸「ズズー……かもね、そーいうヒロくんも鼻声だけど風邪?」
🐑「ゥッ………まぁ、そんなところ……」
今日暑いねと話を逸したヒロくんはワイシャツの第一ボタンを外した。
そのときに一瞬虫に刺されたような痕が見えた。
1箇所だったら虫さされとしてなんとか理解しようとしたがそれが何箇所もあった。
🎸「隠すなら上手く隠せよ」
🐑「うぇッ?!!!/////ッ…待って、もぅ……///」
顔を赤くしてワイシャツのボタンを締め直すヒロくん。
ハハッ…ドンピシャかよ、
🐑「……うりさんならいっか、」
🐑「実はなおきりさんと付き合ってるんだよね、内緒だよ?」
そう俺の耳元で言った。
🎸「ッ//、そ、そっか……」
ヒロくんの声がすぐ近くで聞こえてドキッとした。
言動めっちゃ可愛いのにイケメンでイケボだからちょっと恥ずい。
🌷「あ、ヒロりんじゃん!」
🐑「さっきぶり…w」
🌷「今回こそ僕に会いにきてくれたんですか!」
🐑「うりさん連れてきたのっ!」
ヒロくんはそう言って少し遠くにいた俺の手を掴んで引き寄せた。
🌷「おぉー!うりりんだ!!!」
🎸「うり…りん、」
🌷「いゃぁ、最近読み返して………うりりんってク○リンみたいだなぁと思いまして、」
🎸「はぁ……」
こいつ頭のネジ何本か外れてるだろ
どんな距離の縮め方だよ
🌷「あ傘、」
🎸「あぁ〜………忘れてた、これありがとう」
🌷「いえいえ〜」
爽やか笑顔で微笑むなおきりさん
うわ、イケメンかよくそが
🐑「仲良くなれた?」
🌷「ばっちり!!ね、うりりーん」
🎸「……うりりんやめろや」
🌷「なぁんでー!!!いいじゃぁーん!」
わぁわぁ言い合っていると予鈴がなった。
🐑「じゃあ俺ら戻るね!」
🌷「はい!また昼休みね〜!」
そう言ってなおきりさんは手を降る。
🍗「あ、なおきりさんおはよ!!」
🌷「おはよーございます〜」
🍗「なおきりさん昨日の見た?」
🌷「見た見た!!めっちや面白かった、さすがゆあんくんw」
🍗「だろ?w」
🐑「…………」
楽しそうに友達と話すなおきりさんを見ているヒロくん、
嫉妬しているのかはわからないけど
悲しそうな表情をしていた。
ごめんなさい急に語彙力が消えました🙄
豪邸にウォータースライダーを作ろうの動画でのあさんが鬼って言われてたので鬼の🍪さん
絶対かわいいやんとか思いながらかいた
右下は気にせんといて、🦖かいたつもりが誰かわからんかった()
Xにデジタルで投稿したいなとか思ってるんだけど時間と技術と画力がないので無理です😇