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「ゴッホは良いよなぁ…自分だけの世界見つけられたんだから…。」
俺はオランダの画家 ゴッホの描いた
星が輝き、夜空が美しく渦巻く作品『星月夜』の世界を
堪能するには あまりに物足りなく、小さすぎる液晶画面を眺めながら
ただただゴッホを羨ましく思った。
これは努力とゴッホ自身の才能の上に成り立っているのだろうか。
俺はどんなに絵を描いても、賞状を貰っても、褒められても、
どうしても自分の絵には納得がいくことは無かった。
自分だけの、他にはない個性。世界観が感じられなかったからだ。
どこか似たり寄ったりなぼんやりした雰囲気。
私の絵は中学1年生にしては上出来かもしれないが、唯一無二な作品を創り出すゴッホとは
まるで違う。
…まぁ去年までランドセルを背負っていた俺には無理な話か。
疲れた、、寝よう。自分を無理やり納得させて俺は眠りについた。