コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
side:🌱
「では、みんな揃ったことだし場所確保しに行きますか!」
「いぇーーい!!」
「ねぇ、ニキニキ、ここからお花見する所ってどれくらいかかるの?」
「えーっとね、そんなにかからんよ。10分ちょっとのとこにある。」
「へぇええ」
「相変わらずキャメは溶けきってんな」
皆の他愛のない話を聞いたり、たまに会話に参加しながら歩くこと10分強…
「着いたーー!!」
「結構人居るね〜」
「まぁ、休みですから」
「桜だああああ ふうぅうう!!」
「めちゃくちゃはしゃぐやんけ、あいつ」
「どの辺にする?」
「あんま人が居ないとこがいいかな?」
「じゃあ、あっちは?あっち」
「おぉ!あそこならいいかもしれん、ナイスりぃちょ!」
りぃちょが選んだ場所は、人が大勢いる所から少し離れた場所だった。すぐ近くに桜の木もある。
発案者であるニキニキが持ってきたレジャーシートを何枚か敷き、皆靴を脱いでレジャーシートの上に座る。
「なんかそれっぽくなってきたね〜」
「ね〜」
「いやまだだ、まだ1つ残ってる…」
「なんだなんだぁ?」
「そう!それは買い出し!!」
「てことで今から買い出しに行く人を決めます」
「急に真面目になるやん」
「んー、何人ぐらい行けばいいかな?」
「あ、そっか、ここで留守番せんとあかん人も必要やもんね」
「1人だと危ないよね」
「じゃあ、女性陣に残ってもらう?」
「いや、ニキくんそっちの方が危なくない?」
「…確かに18号がナンパされるかもしれない」
「おい、私は?」
「まちこさんは大丈夫だよ」
「何の確証があっての発言なんだよ」
「とりあえず18号は俺と一緒に買い出し行こうよ」
「おっけ〜いいよ〜」
「あと2人か」
「俺暇だから行こうかなー」
「じゃあ俺も暇だし行こうかな」
「あ、決まった?じゃあまちこりとボビー留守番頼んでもいい?」
…決まったかな?
「あれ?せんせー行かなくていいの?」
「まちここそ行かんくてええんか?」
「別にいいかな。人足りてそうだし、ここ1人で居ても大丈夫そうだし、せんせー行ってきたら?」
「んー…」
…もしや、気を使われてる?
「それに、ほら!私は、あのーあれ、ナンパとかされないし!あと普通に桜見ていたいかな」
「………いや俺も残るわ。ニキ!俺とまちこと2人で留守番しとくから行ってこい!」
「あ、そう?じゃあ行ってきまーす」
「行ってきまーす」
「あれりぃちょ君、桜の木にでも突っ込んだ?凄い量の花びらついてるけど」
「え、ガチ?」
「まちこー、しろせんせーまた後でね〜」