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突然ですが、書き手のkuraraです。
お礼が言いたくて登場させていただきました。
長ったらしく描写が多い文字書いているにも関わらず、沢山の方が拝読してくだり本当にありがとうございます。
私の頭の妄想映像→描写&セリフで文字に書き起す→一旦書いたら何度も読み返し&修正、引っかかりなくストレートでもう一度頭の中で映像に戻ればなればOK!的な感じで書いてるのでどうしても描写が多く入ってしまいます……ダラダラ長くすみません。
後、標準語が上手く使えてなく、無意識に方言入ってるかと思いますが温かい目でスルーしてください。笑
皆様の頭の中でも読んだ時に映像になってふたりが動いてくれたら嬉しいです。笑
2025.4.17 kurara
↓本編です。
───────
「若井はさ、これから俺のモノになるんだって事」
そう言った元貴の顔は
なんとも言えない笑みを浮かべていた。
───────
若井「週刊誌の事は俺が悪かった。ちゃんと言わなかったのは本当にごめん。デマでもバンドが大事な時にあんな記事がでれば少なからず影響が出る。悪かったって!でも周りを巻き込むことないだろ!不機嫌オーラ出すんじゃなくて俺に言えば良かっただろ!!」
大森「ごめんのひと言で分かれって?それは都合良すぎない?あの女は何?あんな記事見た俺がなんて思う?いい気しないってわかるよね?だから俺怒ってんの。周り巻き込んでって……はは。それこそ若井が何で機嫌悪いかって聞きに来てくればいいじゃん。俺怒ってんだから自分から行動する訳ないじゃん。そんな事も分かんなかった?それなのに俺の所に来るどころか避けて涼ちゃんと一緒に居てたね?俺より涼ちゃんがいいの?ねえ、答えてよ、若井」
若井「…………俺は、涼ちゃんも元貴もどっちも大切……どっちかとかじゃないんだよっ!仲間だろ?!友達だろ?!だったら今!この状況!こんなんおかしいだろ!とりあえず離せよ!ほんっと今の元貴何考えてんのかわかんないって!」
元貴に悪態と呼べる様なことを叫び、この状態から抜け出そうと元貴を押したり手を振り払おうとしても振り解けない。
元貴の手を振りほどこうにも力が上手く入らない。
何で元貴にこんなに力が?
てか、元貴ってこんなに力強かったっけ……
そんな戸惑う俺を見下ろす元貴が笑った。
大森「あ、やっと何かに気が付いた?お酒が結構入ってるからどうなるかと思ったけど」
俺の耳に近付き元貴はこう言った。
大森「さっき若井がトイレに立った時にお酒に薬混ぜといた」
顔から血の気が引く
今の俺はこの言葉にあった顔をしてるたろう。
そんな俺の顔を見た元貴は
笑っていた。
俺を拘束し続けた手をゆっくりと手首から離し、その手はまるで愛しいものを愛でる様に優しく俺の頬を撫でた。
大森「いつかの為にって用意してたんだよね。いつ使おうか考えてたけど今日入れるタイミングを若井自信が作ってくれて買ってて良かったよ」
「いつか」って……
元貴はいずれかは使うつもりだったって事?
今日は偶然だとしても元貴は何か考えてたって事なのか?それとも今日の事は俺があの場に元貴が居た事が偶然だと思っているだけなのか……考えても疑心暗鬼にしかならない。普通に恐怖だ。
こんなに元貴が怖いくて悪寒を感じるはずが身体がおかしい。
痺れる感覚と暖かい、熱い様な感覚がする。
本当に薬を盛られたんだなと、嘘だと思いたい気持ちが確信へと変わる。
若井「こんなの、おかしいって!」
俺を自分のモノにするとか、酒に薬入れたなどもう意味がわからないことだらけで涙が出てきた。
大森「泣き顔も可愛いね若井。でもそんな可愛い顔、今後は他の人には見せないでね。僕だけ、だよ?」
手を頬からそのまま上へとスライドさせ、涙を拭われる。
触れられている元貴の手が優しくて、現実が見れない。
さっきまでが嘘であって欲しい。
夢か幻で目が覚めたらいつもの元貴で……って願ってしまう。
それくらい元貴が俺の知ってる元貴じゃない
俺の涙は止まらず、元貴は顔を近付け目尻に唇を落とした。
若井「もとき、キス、や、ンッ、め、」
大森「止めないよ。若井から流れる涙も全部俺のモノ」
若井「だから、おれは物じゃなっ、さっき、恋愛感情ない、って」
大森「ないよ。ただ俺は若井の身も心も全部俺のモノにするの。そうしたら他に行かないでしょ?」
若井「そんな事しなくても居るって!今までだってずっと一緒にやってきただろっ」
大森「ダメ。若井は俺から離れていく。だから離れる前に俺のモノにするの」
「ねえ若井…………………………お願い………………………………僕をひとりにしないで…………………………」
なんで
なんでそんなに泣きそうな顔で
そんな事言うんだよ…………