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hnk視点
rdo「ハンク?」
誰だろう。餡ブレラのメンバーだたらやだな。
そんなことを思いながらゆっくりと声の主の方を向く。
hnk「、、、らだおくん」
雨の音で消えそうな声で呟いた。
rdo「雨に打たれてたら風邪ひいちゃうよ?」
傘をさしてない君が言うんだね。
そんなことを考えていると、不意にらだおくんは手を差し出してきた。
rdo「俺の家に来なよ」
え、警察がギャングを家に招いていいの?
でも、そんなことを言っても「ギャングも犯罪してなかったら市民」っていう思考の君はなんとも思わないんだろうね。
流石に少し寒いので、お言葉に甘えることにし、彼の手を取った。
rdo視点
握ったハンクの手は氷のような冷たさだった。
これはまずいと思い、車にあったタオルを渡して車内に入ってもらい、急いで暖房を付けた。
rdo「そんじゃ、出発するね〜」
そう言い、揺れに気をつけながら車を走らせた。
会話は無かったが気まずくはなかった。
声をかけなかったのは、ハンクはそっとしておいて欲しいんじゃないかなと思ったから。
無言で車を走らせ、十数分後。
俺の家についた。
玄関のすぐそばに車を停め、ハンクがいる後部座席のドアを開けた。
そのまま家の鍵を開け、中に入ってもらう。
rdo「お風呂沸かしてくるからリビングでくつろいでて〜」
そう言って、俺は風呂の準備をしに行った。
hnk視点
rdo「準備出来たよ〜」
hnk「ありがとう」
急なことにも関わらず、らだおくんは嫌な顔ひとつせずにいつも通りの雰囲気で世話をしてくれた。
俺は教えてもらった風呂場に行き、頭などを洗って湯船に浸かった。
浸かりながら、今日あった出来事を思い出す。
仲間は心配してるのかなとか、今日は一段と寒かったなとか。
ふと、らだおくんは俺が座り込んでいた理由を聞いてこなかったことを思い出す。
普通気になるだろう。
らだおくんは俺が話したくないことを察して聞かないでいてくれたのだろうか。
もしそうだったら良い奴過ぎない?
こういう細かい気ずかいが出来るのも勧誘が多い理由だろう。
rdo「ハンク〜?服ここ置いとくね〜」
hnk「ありがと」
さて、そろそろ上がろうかな。
らだおくんの服に着替えた俺は、作ってもらったコーヒーを飲んでリラックスしている。
rdo「体調はどう?あったまれた?」
hnk「大丈夫だよ。ありがとう」
rdo「なら良かったよ」
風呂から出てきたらだおくんは、キッチンからコーヒーを持って俺の隣に座った。
会話は無かったが、心地よい空気が流れる。
らだおくんにだったら、話してみようかな。
hnk「あのさ、話聞いてくれる?」
rdo「うん。いいよぉ」
hnk「今日何も上手くいかなくてさ。全部失敗で仲間に迷惑かけまくりで。いや、今日だけじゃないな、、、。
もうみんなに必要とされてないんじゃないか、いなくなって欲しいんじゃないかって考えちゃうんだ。あるはずないのにね」
rdo「あー、それ分かるな。
俺もヘリ爆発させまくってみんなに迷惑かけちゃったことあるけど、チル中にみんなが労わって、励ましてくれたんだ。誰でも失敗するから気にすんな、切り替えよ〜ってね。
餡のみんなも同じじゃないかな」
hnk「そう、だよね」
らだおくんも同じようなことがあったことに驚いた。完璧に見える彼でさえ、スランプになってしまうことがあるんだなと。
rdo「そうだよ。餡のみんなは心優しい。それはハンクが1番よく知ってるでしょ?」
hnk「うん。、、、おれ、帰ろうかな」
rdo「そうしな。みんなハンクのこと待ってるよ」
hnk「わかった。アジトまで送ってもらっていい?」
rdo「りょーかい!」
アジト内
hnk「た、ただいまぁ」
餡「!?ハンク!!/さん!!」
wes「ハンク、どこに行ってたんだ?
電話しても繋がらなかったが」
hnk「ちょっと散歩に、、、」
wes「、、、」
hnk「すいません話します」
事情説明して餡メンバーがハンクにだきつきました
終わり方が分かりませんでしたすみません🙇♀️
自分が小説を始めるきっかけになった方にいいね・フォロバしていただいた通知がきたとき、「フォー(吸)」って声出してリビングを駆け足で回ってました
次の作品も見てくださると嬉しいです!