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天界
2024/3/7
とある男……女……死神が、大量殺人を犯した。
計40人もの命が、無差別にも奪われた。
既に亡くなった者、もともと天や魔界にいたものが無惨にも積み重なって倒れている。
「な、にこれ。」
俺の名前は神条 狼(ろう)。
魔界から来たケルベロスだ。
人間の姿に生まれたがそれもまた魔力によるもの。
俺の力を悪用しようとする者もいた。
そして、俺をまるで物のように扱う、父、母。
なぜあなた達は、
俺の前で血まみれになっているのですか。
「どちら様?♪ あ、君の両親、死んだよ」
自分の耳を疑った。
死んだ……?
見る限り、この死神が殺したと思われる。
事実か?事実なのか?
涙が頬を伝う。
「亜久間 阿美……。」(あくま あび)
きょとんとした顔。
どこか、中が見えないその息遣い。
「また、助けてくれたんだな。」
「亜久間 阿美。お主は先程、大量に死者や魔族を殺害した。これは事実であるか、述べなさい。」
「うん!」
「……では、なぜ殺してしまったのかを______…」
少し悩んだ顔する。
阿美にとっては簡単なことだ。
それは……
「気分!」気分だったから。
俺は何度も家を出たことがあった。
親からは虐待を受け、周りの人々は冷たく、誰も俺を助けてくれなんかしなかった。
「君1人なの?」
「……、悪いかよ。」
俺のアザだらけの顔をじっと見つめる君。
きっと君も笑って……
「とっても頑張ったんだね。」
笑って……
「1人で耐え続けて、誰にも負けず、頑張って、頑張って、必死で生きてきたんだね。」
俺の人一倍の努力を君は、認めてくれたんだ。
「僕の名前は阿美!亜久間 阿美!」
「俺は神条 狼。」
「「よろしく!(。)」」
「俺の両親は、毒親でありました。
俺の力を利用しては、暴力を振るう。
そんなクソどもでした。
惨殺された人々はみんな、悪人であります!
ケルベロスとして、誰が悪であり、善であるかなど容易く分かります!
罪を免れて天界に住む者や、魔族としていい暮らしをしている者もいます!
だからこれは制裁だと……!」
「調べはついている!
お主らには下界に行って、生者として下界で生きている悪人を裁いてもらう!」
こうして俺たちの、悪人たちへの制裁が
幕を開けた。
あとがき
初めて小説を書いてみましたがどうだったでしょうか!
面白いなと思った人は♡、コメント、ぜひお願いします!
次は主な登場人物紹介を出そうと思います!
それでは!また!