テラーノベル
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昼休みが終わって、教室に戻った愛梨。
いつものように無言で自分の席に座ると――
机の上に、**ひときわ目立つ光沢の“何か”**が置かれていた。
愛梨「ん、なにこれ」
細い指先で、それをそっと手に取る。
カラン……。
軽い音がして、光が|反射してチカッと輝く。
こんな感じのアイテムです⬆️
愛梨(心の声)
誰か間違えて置いたとか?
でも、こんなおもちゃみたいなキー…ないし…
あったとしても、おもちゃの宝箱とか……
そういうの用だよね?こんなキラッキラの…
……それにしてもなんか、温かい……?
鍵を握ったその瞬間――
ほんのわずかに、愛梨の心臓が“ドクン”と鳴った。
気のせいか、手の中で鍵が…ほんのり光った気がした。
誰にも気づかれない、ほんの一瞬の出来事。
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