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⚔️が病むお話
🐿🦟あり、なんでも許せる方のみどうぞ
やばいやばいやばい、バレたか?朝包帯巻き直せば良かった。戻りたくない。けど戻らなくちゃ収録が…。ぐるぐるとそんなことを考える。数分くらいしてようやく落ち着いた。よし、落ち着いて、本当の自分は見せずに。本当の僕は僕だけが知っていればいいんだ。大丈夫。笑顔でやり過ごせばいい。
ガチャ
🏢「剣持さん。座ってください」
⚔️「え、でも収録時間が…」
🏢「収録はなしにしました」
⚔️「え、なんで…」
🥂「もちさん、腕見せてみ」
⚔️「やだ、なんで…」
☀️「包帯替えなきゃでしょ」
⚔️「いや、大丈夫なんで」
🥂「もちさん、リスカしてるやろ」
⚔️「は、僕はリスカなんか…」
🥂「腕の内側なんてそうそう血が出ることないし、その焦り具合、なにか隠してるからでしょ?」
🏢「大丈夫です。引きはしませんし誰かに言ったりもしません。ただ私たちは心配なんです」
⚔️「……」ポロポロ
☀️「え?!大丈夫だよもちさん。」
🏢「……これは酷いですね…。なんで切ってしまったんですか?」
⚔️「知らなくていい……僕のことなんて知らなくていい。本当の僕は僕だけが知っていればいいから…だから…」
🥂「もちさん。俺たち、ろふまおで活動してるんだから隠さないでよ。自分だけが知っていればいいだなんて思わないで。リスカがバレてるんだからもう隠す必要はないよ。話して?」
⚔️「……期待に応えるのも自分を偽って笑顔でいるのも疲れた。僕は普通の人間なのかも分からなくなって…ふとカッターが目に入っていつの間にか腕を切ってた。切ると不思議とスッキリしてそれと同時に僕は普通の人間なんだ、まだ頑張れるって思って…それから毎日切るようになって」
🏢「辛かったのによく頑張りましたね…」
⚔️「いや、僕は辛くなんてない…僕より辛い人なんかたくさんいるから…辛くなんか…」
🥂「いや、もちさんは頑張ってる。辛さなんてみんな違うから。人とは比べちゃダメよ」
☀️「辛い時には辛いって言わなくちゃ。もちさんが壊れちゃうよ」
⚔️「……辛かった」ポロポロ
🥂「辛かったな……よく頑張った。もう頑張らなくていいんだよ」
🏢「出来れば剣持さんにはもう自分を傷つけて欲しくないです」
⚔️「でも…それがなくなったら…」
🏢「いきなりは難しいかもしれませんが少しずつ減らしていきましょ。」
☀️「スッキリする方法ならネットで探させばいくらでもあるし、まだ頑張れるって考えちゃダメ。もうもちさんは十分頑張ったから」
⚔️「他の方法……」
☀️「例えば僕達に話してみるとか。他愛の無い話でも相談でもなんでもいいし」
🥂「甲斐田をいじり倒すのもいいし」
☀️「ちょ、不破さん?!」
⚔️「あはは」
🥂「お!笑った」
🏢「剣持さん。あなたはひとりじゃないです。少しでも私たちを頼ってください」
⚔️「ありがとう。みんな。減らしていけるように頑張る」
あぁ、暖かいな。僕は幸せなんだな。みんなの為にも減らしていけるように頑張ろう。
私が実際にこうされたら嬉しいなってことを書きました。🐿🦟してるときの思考なんかは実際の私です。リアリティある病み剣持を書けたかなと思います。見てくれてありがとうございました!