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未緒、朝陽って付けた。
私帰るね
麻美待ってよ。
何かしたい?…
「次に来る時、ミルク買ってきてね」
「分かったわ」
「お母さん佐和子おば様来れないの?」
「何か仕事に付いてるってよ」
「そうなの…冷たいわよね…」
「あなたが言うことじゃないでしょう笑っ」
「そうだね明日病院行きだから帰りに寄るわ」
玄関の戸が閉まった。
起き上がり
おトイレ…
未緒、朝陽が寝てる間に
キッチンで軽い食事を作ってた。
夜の材料あるわね。
たまに立ち眩みする…
おじやを作ってた。
真之介さんが帰宅する時間
6時前後
「忘れて物したの?麻美…」
開けたけど誰もいない…
仏壇に御神酒をあげた。
陸さん…
手を併せた。
私は立ち上がり、
リビングの子供達の顔を観てた、
ベランダから優しい風がふいてた…
誰かが立ってた…
兄さんなの?…
真っ暗になった
真之介さん…
愛してる…
杏子の声が聞こえた…
あわてて車を出した。
父親が使ってた家をリノベーションした。
玄関が開かない!!杏子~!!
リビングのベランダに廻り。
ソファに血があった。
子供達がすやすや寝てた…
寝室を開けたがいなかった…
中邑の兄に連絡した…
杏子がいないって!血溜まりがあった!
しんのすけ…
ふと陸さんの写真が倒れてた…
兄の正哉と佐和子さんが見えた。
「杏子がいないって!?」
未緒と朝陽を抱き上げた。兄達に
「何があったんだ…」
「け、警察呼んでよ!真之介さん~」
瀧澤幸哉も結婚したが今は旅行に出掛けた。
海の日だった
腰かけてた夫婦が
臭いって!
あなた…人の手が出てた!
指輪を指してた
「あなた警察~!!」
白い着物姿の女性が見つかったってテレビで補導された…
警察で遺体を回収された。
行方不明になってた女性
中邑杏子、佐原杏子と判明された
あ?お母さん…杏子おば様だよ!
真之介が警察に行ったところ
「嫁が殺された!?」
真ちゃん~笑っ
真之介だろう~笑っ
愛してるよ笑っ
笑うか?
愛してるよ…真之介さん…
一人男が
佐原家を見つめてた。
杏子さんが殺されたなんて…
兄の正哉は孤独に耐えて出てきたのに…
墓参りを欠かさなかった…
今年で俺も還暦過ぎた…
杏子の墓に花がいっぱいに置かれてた。
兄さん…
陸さん…明良さん…
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