Let’s see if it’s true love.
かちゃ、
静かな夜に家のオートロックが開く音がする
「ただいま」
「ただいま〜」
「ほんまお迎えありがとうございます」
「。、うん」
あぁ、これからどう接していこう。
考えれば考えるほど見失う。
今更、、、
この保科と過ごした時間、、
防衛隊に入ってからいったい何回時間が戻らないかと考えたことか。
救えなかった命
後悔
自分の幸せ
もし願ってもいいのなら
もう一度
ほんとに、戻ってくれないか、。何も考えてなかったあの時に、まだずっと、何も考えず保科と過ごした日に、。
考えれば考えるほど憂鬱、気分が悪くなる、心からの焦り、これから何をすればいいのか、ちょっとした不安が蓄積される。大きくなって自分にのしかかってくる。
保科家
室町時代から代々続く怪獣討伐の一族。
保科の刀、身のこなし、動きは今でも通用する。
保科の血を絶やしてはだめだ。
もし男同士でも子供が作れるのならきっとどれだけ幸せだったのか。まあそんなベタなご都合ファンタジーオメガバースなんて存在しない。
考えれば考えるほど、、
…頭いた、
「鳴海さーん」
「僕お風呂入ってきますね」
「……ん、」
全部
全部知ってるのはボクだけだったのにな
モンブランがすき
割と負けず嫌い
強い責任感
やると決めたらやり切る精神
努力家
少し寂しがり屋
少しでも褒めると赤くなる耳
名前で、宗四郎って呼ぶと目を伏せて照れるとこ
まるい頭
さらさらな髪の毛
白い肌
綺麗なうなじ
自分より少し小さい背
スラッとした、引き締まったからだ
細い腰
赤い瞳
笑うと見える八重歯
高い声
宗四郎のきもちいぃとこ
耐えれず自分から動くとこ
全部全部全部ボクの好きな宗四郎でボクだけが知ってる宗四郎
ボクだけの宗四郎だった
近頃、、またあるんだろうな、見合い、。
ボクから、
たくさん、いろいろ考えながら寝室へと移動する。冷たいドアノブに手をかけ扉を開ける。
ベッドに入るがすぐには寝れない。ホーム画面を開く。少しスワイプしてゲームを開く。
しばらくゲームをしてたが全く眠くならないしむしろ考えが止まらない。
何時間経ったのだろう、。もう1時間は経っている。
がちゃ、
慌てて布団にもぐった
がさ、……隣に人が入ってくる
保科だ。
いつまでこうやってふたりで寝れるのだろうか。
慌てて潜ったが今やその気持ちはまた不安へと進んで行った。
ぎゅぅぅ、
不意に後ろから抱きつかれた
「、……おやすみ弦くん」
しばらくして保科はそのまま寝た。
その顔を見るとボクも眠くなる。
次目が覚めた時は朝だった。
きっとあのまま寝たのだろう。
きっと離れてからすぐはひとりじゃ寝れないな
ボクに新たな攻略が追加された。
ねくすと70
またじかい✩.*˚
コメント
3件
保科さん可愛い🩷🩷
ほんっっっとうに愛してます💖💖💖💖💖💖 鳴海さんにぎゅって抱きついてから寝る保科さん可愛すぎる……🤦🏻♀️💘💘💘 保科さんの寝顔見たらつられて眠くなったりする鳴海さんも可愛い…!🤦🏻♀️💘💘 鳴海さんが感じてる不安の大きさが保科さんに対する愛情と同じ大きさだとしたら、本当に鳴海さんが保科さんのこと大好きなのが伝わってきて尊いです😖💖💖💖 まじで言葉では言い表せないほど最高です!😖🫶🏻🫶🏻