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投稿遅れました!
スタートします!
⚠️ 四季受け 四季の卵要素あり 攻めヤンデレ 魔獣化あり 母親四季くん ⚠️
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馬車の周りにいる、護衛が四季に剣先を向ける。
「下がれ」
無駄野無人はゆっくりと前に歩き、馬車を降りる。
「、」
四季は前世の知り合い、無駄野無人に敵意を向ける。
例え、前世の師だろうと自分の身を害さないとは言えない。
これは四季が野生で身につけた知恵だ。どんな生物であろうと、警戒は怠るべきではない。
無駄野がこちらへ手を伸ばす。四季はその動きに違和感を持ち、距離を置く。
「なぜ逃げる」
四季は無駄野の言葉を無視し、卵を隠した方角へ走り出す。
荒い息を整え、鋭い爪で地面を掘る。
穴の大きさが深さ50cmになったくらいだろうか、白い卵が出てきた。
「良かった、無事だ!」
四季はさらに穴を掘り下げ、卵の土を払い除ける。
「よしよし、ごめんな」
「怖かったよなぁ、」
四季は卵を拾い上げると、立ち上がる。ゆっくりと後ろを向くと、そこには恐ろしい表情をした無駄野だった。
「なんで、ムダ先が···?」
「すまん、少し眠っていろ」
無駄野は四季の頸動脈をトンと優しく叩き、深い眠りへと誘(いざな)う。
「っ、」
四季は薄れゆく意識の中、卵が落ちて割れぬよう、腕の中に大切に抱え込む。
四季が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋であった。
知らない匂い。
見たことない壁や家具。
ざっと部屋を見回して気づいたことがあった。
「俺の、卵がない···?」
四季の顔は一瞬にして、青色に染まり。勢いのまま部屋の外へ飛び出す。
暗い部屋の中、数名の大人が会議をおこなっていた。
部屋の空気は悪く、嫌な雰囲気である。
「おい、どういうことだ?」
「四季くんに、子どもが???」
淀川真澄、並木度馨は明らか動揺を表し、顔を強ばらせていた。
「落ち着け、まだそうと決まったわけではない」
無駄野が諭すように言うが、彼ら耳には届いていないようだ。
「決まってないて、言ってもねぇ?」
「ハーピーの特徴で、とても母性が強いんだ」
場の全員がその話に耳を傾ける。
「だから、ダノッチから離れたていうよりかは卵が心配で戻ったんじゃないかな?」
花魁坂の推測はあっている。四季は明らかに、無駄野のことより卵のことを優先していた。
「一ノ瀬、あいつどこぞの馬の骨とやりやがたんだ?」
朽森紫苑が表情を曇らせ、睨みをきかせる。
「あいつが誰と付き合うと自由だろうが!、」
百鬼大我が紫苑の言葉の意味を理解し、反対する。
「大我、お前そんな良い奴ぶってるけど1番気にしてんのはお前だろ」
猫かぶりをやめた猫咲波久礼がそいう。大我は図星を突かれたのか、顔を下げる。
はす
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「まぁまぁ、大我は四季の意識尊重したかっただけだろ?ゲホ」
印南幽が咳き込みながらも、猫咲を諭す。
「それに、私達が少年を惚れさせればいいだけの話だ」
印南がそう言い···優しげに微笑む。だが、その笑顔の裏には闇が隠れているように思えた。
「それもそうだねぇ!じゃあ、俺は四季くんに卵返してくる!」
「や、ここは俺が」
「おいおい?抜け駆けはだろう?」
さっきも言ったが、ハーピーにとって卵は宝同然。そんな卵を親に返したら、好感度は爆上がりだろう。
そんな話をしていると痺れを切らした無駄野が声を上げる。
「俺が行く、お前らが行ってもまた喧嘩をするだけだろ」
「それに、これ以上無駄話をする必要はない」
明らか機嫌の悪い無駄野は周囲に圧をかけ、黙らせる。
「ちー、わかったよ」
いじけながらも承諾をする花魁坂。
「今回だけだそ、無駄野」
イラつきつつ、承諾をした真澄。
「正直、納得はできませんけどねぇ?」
「黙れ紫苑、お前は論外だ」
グチグチ言う紫苑に馨が口厳しく、言い返す。
「無駄野さんなら安心だな!」
百鬼は無駄野ならと納得し、承諾した。
「ゲホゴホ、確かにな!」
「ニャァッッ!俺の服に血付けんじゃねぇ!」
咳き込み、血を吐きながらも賛同する印南と血をかけられキレる猫咲。
「はぁ、早く行くぞ」
紺色の美しい髪は風で靡き、風を切り裂くかのごとく走る四季は匂いを頼りに、探す。
(お願い、無事でいろッ)
そうすると、倉庫らしき部屋から卵の強い匂いがする。
「ここ、?!」
四季は鋭い鉤爪でドアを蹴破り、中へ入り込む。
「!」
そこには白く、丸く、可愛らしい卵があった。
「よ、良かった〜ッッ」
四季は緊張がほぐれ、体の力が抜けていく。
「はぁ、俺の···愛しい卵」
四季は柔らかな声で優しく卵を抱きしめる。その目尻は涙ぐんでいた。
(本当に、良かった)
静かで、薄暗い部屋にある卵。
それはまだなんの色にも染まっていない美しい白であった。
「四季、勝手に飛び出すな」
「!っ」
そこには、汗ひとつもかいていない無駄野無人がいた。
「、」
四季はギロッと睨みつける。
自分と卵を引き離した相手が元恩師であろうと、許されることではない。
これはハーピーに生まれ変わったからではなく、1人の母としての怒りであった。
「別に、引き離したわけじゃない」
「保護して、違う場所に置いただけで後で会わすつもりだった」
「、」
無駄野は四季の気持ちに気づいたのか、説明をする。
それでも四季の警戒心は解けず、無駄野と一定の距離を置く。
「警戒心を持つことはいい事だ」
無駄野はほんのり、寂しそうな表情をする。
「だが、流石に傷つくぞ」
「ぇ、」
四季は動揺のあまり、声を漏らす。
四季が知っている限りだと、無駄野無人という人間はこんなにも感情が表に出ることなんてあったのだろうか、と考えてしまう。
昔は無表情が当たり前で、喜怒哀楽が消えているんじゃないかとさえ思ったほどだ。
「む、ムダ先????」
「記憶、あるのか?」
「あ、あるけど?」
無駄野はムスッとした表情をし、拗ねている様子だ。
多分だが、前世の記憶がありながらも無駄野のことを警戒心したことに拗ねたのだと思う。
「ちょっ、と!ダノッチ〜!」
蹴り破られたドア向こう、陽気な声が聞こえてくる。
「あ、れ??」
「四季くん!?」
「起きたの?痛い場所とか、ない?」
その淡いピンク髪はどこが見覚えがあった。
それは、前世に自分達の傷を治してくれた彼だった。
「おー、い?四季くん!」
「、?」
チャラ先の声に驚き、体をビクつかせた。
「京夜、声を抑えろ」
「あ、ごめんごめん」
先程よりも小さめな声で話してくれる。
「おい、京夜」
「そっちにいやがったかぁ?」
その声は聞き慣れており、前世では悪魔じゃないのかと疑った相手だった。
「あ?一ノ瀬がなんでいんだよ、起きたのか?」
首を縦に揺らし、真澄に返事をする。運良く、真澄の機嫌が良かったらしく、お咎めなしだ。
「四季、それよりもベットに戻るぞ」
「産後のハーピーは体調を崩しやすい、安定状態にしとけ」
「なんで、知ってんだよ」
「四季くん、ハーピーのメスとオスには役割があってね?」
「うんうん、」
「オスは狩りをして、メスとか赤ちゃんにご飯を持ってくるの」
「うん、」
「メスはいつも卵のそばにいて、赤ちゃんが大人になるまでずっと一緒にいるのね」
「それが、なに?」
四季は混乱も相まって、話の意味が理解できていないようだ。
花魁坂はわかりやすく言うが四季には理解できていないようだ。
「はぁ、要するに卵を持っている時点でお前がメスだって言ってるもんなんんだよ」
疑問符を浮かべる四季に真澄はため息を吐き、言う。
「そうなのか、???」
四季は話の意味を理解したのか、さらに警戒心を強めた。
「なんで、警戒されてるの〜??」
「だって、、」
四季が躊躇いながら言う。
「それて、俺がハーピーのメスで特殊体質の亜種だから保護したんだろ?」
「「「!???」」」
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お疲れ様です!
今回はここまでです!
ハーピー四季くんどうでしたか?
私は結構獣化とか好きなので、ワクワクしながら書きました!
ありがとうございました!
さよなら!
コメント
16件

四季くん…勘違いしてるッッ笑 今回もめっちゃ面白かった✨✨ 続きも楽しみ〜!!
