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照〈一応、着いたと思うんだけど、あってる?〉
家の窓から外を見ると、
スタイルのいい、男の人が1人たっている
私は、家の鍵を閉めて、
照くんのもとまで急ぐ
「照くん!」
スマホを見ていた彼の視線がこちらに向く
照「お、ちゃんとおしゃれしてねーな」
「ちょ、会って最初に言うことそれ⁉」
私はどんな顔をしてたんだろう
照「プハッ笑なに、その顔。怒ってんの?驚いてんの?それとも喜んでんの?」
んー。多分全部
「照くんが、おしゃれするなって言ったんだからね」
私は頬を膨らませると
そんな、可愛いことしないの
とか、目線を合わさずに
サラッと言う彼。
もう、どんだけ女の扱いに慣れてんの!
そんなことを思ったりもした。
照「由衣、これ食べに行こ!」
ビクッ
まだ、名前で呼ばれるのには慣れないな
「あ、ここ知ってる!有名なとこだよね?」
照「そうそう。この前、テレビでやってて行ってみたかったんだよな」
「私も行ってみたかった!」
んじゃ、行こっか
と、明らかに小さい私の歩幅に合わせながら
一緒に歩いてくれる彼
照「…由衣ってさ、好きな人いる?」